ふじみ野どろんこ保育園「ふじみ野どろんこ~焼き芋~」

2024.01.16

#保育園

芋を火に投げ込む子どもたち

第30回は、焼き芋の日の活動をご紹介したいと思います。

焼き芋と言っても、焼けたさつまいもを食べる食育活動だけではありません。もちろん美味しく焼けた焼き芋を食べるのは醍醐味のひとつではありますが、そこにたどり着くための過程も大事にしています。

芋を洗う様子

畑で育てたさつまいもの収穫はもちろん、掘ってすぐは甘味が薄いので風通しの良い涼しい場所での保管が必要ということも子どもたちに伝えています。当日も冷たい水で芋を洗って新聞で包んでからホイルでしっかり包みます。乳児クラスであってもできる活動にはどんどん参加しました。ドラム缶のまわりには囲いもカラーコーンなどの立ち入りを禁止するものもありません。自分たちで近づいても大丈夫な場所を確認しながら火の中に投げ込んでいます。頃合いを覚えたりお兄さんお姉さんに教えてもらったりで安全を知っていくのも大事にしている事のひとつです。

焼き芋を待つ園児の列

最後の写真は待ちきれない子どもたちが次々と並び始めた長蛇の列の様子です。大人ならきっと平らなところに沿って並ぶであろうと想像しますが、子どもたちは並び始めた焼き芋から真っすぐに築山の尾根に沿って並んでいました。子どもたちの感覚はいつも驚きと発見を運んできてくれます。

今後も楽しんで遊びの中で学べる活動を目指していきたいと感じます。

文:ふじみ野どろんこ保育園スタッフ

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