日高どろんこ保育園「お店屋さんごっこ」

2022.03.07

#保育園

日高どろんこ保育園では8月から働くことの大切さや、やりがいが感じられるようにさまざまなお仕事が始まりました。

内容は ① ベビーシッター(乳児クラスの手伝い)② 農家(畑仕事、生き物の世話) ③ お助け隊(なんでも屋)④ 警察官(保育園のパトロール)⑤ 銀行員(お金の製造や管理)などがあり、面接をして1週間働きます。中には1日だけの短期間のお仕事もあります。そして一週間がんばって取り組み、週末にはお給料をもらいます。

お給料をもらう

稼いだお金を使って、5歳児が作ったお化け屋敷やくじ引き、学童児が作ったガチャガチャなどで遊びました。

お仕事は希望制なのですぐにお金が貯まる子どもや、実際にお金を使う場面になってお金がないことに気が付き、翌日からお仕事に取り組む子どもなどさまざまでした。

もらったお給料を見せる子どもたち

少しずつお金の概念を学んできた子どもたちは、3月のお店屋さんごっこに向け現在商品作りに励んでいます。洋服屋、アイス屋、寿司屋、ケーキ屋、本屋、アクセサリー屋などさまざまなお店が出店予定です。

商品作りに励む子どもたち

洋服屋ではカラーポリ袋を使い、服作りを始めました。どこを切ったら服の形になるか何度も失敗を繰り返し試行錯誤していましたが、保育者が勝手籠(洋服などを勝手に持ってきて勝手に持ち帰りOKのリサイクル籠)に本物の服があることを伝えると、使えそうな服を探して見本にしたり、ヒモやボタンを取り外して使ったりして本格的な服作りへ発展していきました。

ドレスを作る子どもたち

ドレスを作りたいという声から保育者が試作を作ると、飾り付けをしたり、一からドレスを作ったりとアイディアが広がっていきます。制作する姿はまさに「アトリエにいるデザイナー」のようで、「お花をつけたら可愛いかな?」「この服は作るのが大変だったから高く売ろう」など、さまざまな言葉が飛び交っていました。

子どもたちが作ったドレス

出来上がった服は部屋に飾って服作りのモチベーションアップに繋げています。また、写真を撮って雑誌を作ろうという話も進んでいます。

子どもが夢中になっている瞬間こそさまざまなことを学んでいると感じます。子どもたちの素敵なアイディアから、どんなお店ができるのかとても楽しみです。

文:日高どろんこ保育園職員

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