日高どろんこ保育園「玉ねぎの皮剥きに挑戦！」

日高どろんこ保育園の1歳児クラスでは給食の手伝いで玉ねぎの皮剥きを行いました。自我が芽生え、できることも少しずつ増えてきて「やりたい」と挑戦する姿が多くみられるこの時期、興味津々で参加していました。

玉ねぎを持ってくると、すぐに興味を持った子どもたちが駆け寄ってきます。「やる！」と保育者が誘う前からやる気満々で、玉ねぎが自分の手元に来るまで待ちきれず「まだないよ？」と貰ってないことをアピールする様子もありました。

皮の剥き方を伝えると指先を器用に使いながら剥いていきます。

「皮は食べない？」「皮は美味しくないよね」と友達との会話も弾みます。

始めは、剥いた皮を床に捨てていく子どもたちでしたが、「ここに皮を捨てたらお掃除大変だね」と伝え、袋の中に入れるように促すとその後からは剥いた皮をその都度袋に入れていました。

途中、玉ねぎの先端部分は硬くて難しそうにしていましたが、少し切り込みを入れるとコツを掴み上手に皮を剥き始め、黙々と集中して行う事ができていました。

今までも何度か手伝いをしていて、保育者の援助をほとんど受けることなく最初から最後までできていたり、なかなか皮が剥けず保育者に頼りながら取り組んでいたりと、子どもによってさまざまでしたが、諦めることなく頑張っていました。

最後には、白い玉ねぎが顔を見せ、剥き終えると嬉しそうに見せてくれました。

調理室まで一緒に運びに行くと、「皮を剥いてくれてありがとう。明日、みんなが剝いてくれた玉ねぎを使った給食にするね」と褒められ、達成感に満ちた表情をしていました。

今後も、子どもの「やりたい」を大切にし、諦めずに最後まで挑戦出来るような関わりをしていきたいと思います。

文：日高どろんこ保育園スタッフ

日高どろんこ保育園施設情報を見る