日高どろんこ保育園「夏野菜カレーづくり」

夏の暑さが残る時期ですが、日高どろんこ保育園では夏野菜を使ってカレー作りをしました。

日高どろんこの畑で育てていたジャガイモやなすを収穫した際には、「おっきいね」「たくさんあるね」と子どもたちは興味津々でした。

今回のカレーづくりでは、その野菜を切る工程を子どもたちが行いました。

包丁の使い方などを集中して聞くことが出来ていて、「猫の手だよ」「ゆっくりね！」と教え合いながら野菜を慎重に切ります。

野菜を切り終わると、カレーになるまで待ち遠しそうに調理室を覗き込む子どもたちの姿が見られます。

夏野菜カレーが出来上がると、嬉しそうに鍋の中を覗き込んだり、食べている友達や保育者に「おいしい？」と聞いて回ったりしていました。「おいしい！」という言葉が返ってくると少し照れた表情を浮かべながら喜んでいました。

「これ、切ったんだよ！」と誇らしげにカレーの中に入っている具材を指さす姿も見られました。また、おかわりをしている人数やカレーの残り具合を気にする子どももいました。

自分たちで育てた野菜を使って、自分たちで作ったカレーは特別おいしかったようです。

保育者が夏野菜カレーに入っているピーマンを見て「ピーマンが苦手なんだよね」と言うと、ある男の子が「ぼくたちが作ったカレー食べられないの？」と少し悲しそうな表情を浮かべていました。「でも、みんなが一生懸命作ってくれたから食べられるかもしれない！」と言いながらカレーを食べると、再び笑顔になってくれました。

このような経験を経て、苦手な食べ物が出たときに少しでも挑戦してくれたら嬉しいです。

これからも食育体験を通して、料理や食材への興味関心を持つことが出来るような関わりをしていきたいです。

文：日高どろんこ保育園スタッフ

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