日高どろんこ保育園「散歩～秋をみつけに行こう」

長かった残暑もようやく終わり、金木犀の香りがどこからともなく漂い始め秋の訪れを感じます。心地よい風が吹き、柔らかい日差しを感じる今の季節は散歩がより楽しく感じられます。そんなある一日に秋を探しに異年齢児で散歩に出かけました。

歩き始めてしばらくすると小学校から運動会の練習をする声が聞こえてきました。先月運動会を終えたばかりの子どもたちは、小学生の姿に興味津々です。食い入るように校庭をのぞき込みながら、応援合戦の掛け声や和太鼓のリズムに合わせて体を揺らしたり、手拍子をしたりと楽しそうに小学生を見つめていました。

そしてまた歩き始め、今度はどんぐりの木がある広場にやってきました。どんぐりが落ちていることに気が付くと、みんな目を輝かせながら色や形、大きさも様々などんぐりを夢中になり探していました。

どんぐりをみつけると嬉しそうに友達に見せたり、保育者に教えてくれたりしていました。そんな子どもたちの表情はどの子もとても輝き、活き活きとしていました。

あっという間に子どもたちの両手はどんぐりでいっぱいになりました。

子どもたちは満足そうにそして誇らしそうにどんぐりを握りしめ保育園を目指します。

今回の散歩では秋ならではの事象や自然物に触れ、様々な発見や驚き、面白さを感じることができました。さあ、このどんぐりを使って次はどんな楽しいことをしようかな。明日も保育園に行くのが楽しみですね。

文：日高どろんこ保育園スタッフ

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