日高どろんこ保育園「せんべい作り」

2024.04.01

#保育園

色とりどりに咲く花々と共に登園する子どもたちを迎える季節となりました。笑ったり泣いたりと様々な経験を重ねてみんなで成長しながら今年度も楽しく元気に過ごしていきたいと思います。

今回は、食育体験でせんべい作りに挑戦した子どもたちの様子をお届けいたします。

この日を楽しみにしていた子どもたちはどのようにしてせんべいを焼くのか、美味しくできるのかとワクワク、ドキドキした様子で焚き火の前に集まりました。

トングでせんべいの生地を挟みながら、普段目にするせんべいと色や硬さが違うことに気付き、不思議な気持ちと楽しみな気持ちが入り混じっている様子でせんべいを網の上に置いていきました。みんなのせんべいが網の上に並べられると、自分がどこにせんべいを置いたのか、自分のせんべいを見失わないように「〇〇ちゃんの隣ね」「一番端っこが僕のだよ」と指をさしながらせんべいに焼き目が付くのを楽しみに待っていました。

焼けるせんべいを見守る子どもたち

「もうひっくり返してもいいんじゃない?」「焼けてるか見てみたい」と話す子どもたちに「じゃあ一回ひっくり返してみよう」とトングを渡すと子どもたちは嬉しそうにせんべいをひっくり返していました。

「なんか全然焼けてない」「さっきと同じじゃない?」と変化のないせんべいにがっかりする子どもたちですが、少し遅れてひっくり返した子どものせんべいには少しだけ焼き目が付いていました。

「ねえ!○○くんのせんべいぷくぷくしてない?」「ぷくぷくってしてるせんべいが焼けてるせんべいなんじゃないの?」と、一人の子どもの気付きからせんべいの膨らみを見逃さないようにじっと観察していきました。

せんべいにはけで醤油だれをつける子ども

せんべいのふくらみを頼りに何度かせんべいをひっくり返すと次第に園庭には香ばしい匂いが広がっていきました。両面にこんがりと焼き目が付いたせんべいに醤油のたれを塗ってせんべいの完成です。

トングを使ってせんべいをひっくり返す子ども

じっくりと時間をかけて焼いたせんべいは特別美味しく感じたようで、自然と笑みがこぼれていました。

焼けたせんべいを食べる子ども
日高どろんこ保育園では様々な食育体験を通して、自分たちで作り、育てた食材を使って調理する楽しさや喜び、そしてそれをみんなで一緒に食べる満足感や達成感を味わうことを大切にしています。

今年度も「やればできる」という気持ちを大切に、失敗を恐れずに色んなことに挑戦し、子どもたちの心が豊かになる活動を行っていきたいと思います。

文:日高どろんこ保育園スタッフ

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