池上どろんこ保育園「発表会を楽しんだ子どもたち」

2024.03.26

#保育園

2月10日、池上どろんこ保育園では生活発表会がありました。例年は劇や合奏を発表会で行うことが多かったのですが、今年は日ごろの園生活で培った「輝かしい成長」をテーマに生活発表会を行いました。

1歳児クラスひえ組は、初めての園生活の子も多いため、普段子どもたちがどんな様子で過ごしているのか、子どもたち同士の関わりはどんなものかを実際に保護者に見てもらいたいという思いがあり、座禅、リズム体操、雑巾がけなどの日課と、室内あそびの様子を生活発表会で見ていただくことにしました。

当日は、大勢の人がいることで皆少し緊張している姿もありましたが、普段取り組んでいるリズム体操を一緒に行ったことや、いつも過ごしている保育室に大好きなお父さんお母さんがいるということで嬉しそうな姿がありました。

2歳児あずき組は散歩の支度から本門寺公園さくらの広場で遊ぶ様子を保護者の方に見ていただきました。広場では、みんなが秋頃から夢中で楽しんでいる焚き火ごっこやしっぽとりなどをして遊びました。

焚き火で何を焼きたいか事前に子どもたちに聞くと、「お餅焼きたい!」という声が上がり、新聞紙などを丸めてみんなで餅作りをしました。当日は、作った餅を保護者の方の一緒に枝に刺し、広場で焚き火ごっこを楽しみました。いつもの散歩で焼いているどんぐりや松ぼっくりに加え、お父さんお母さんと一緒に作った餅を焼くことで、「もう焼けたかな?」「熱い?」などといつも以上に友だちとのやり取りも盛り上がっていました。

幼児クラスは朝の会や日々の日課を保護者に見ていただき、座禅は実際に子どもと保護者の方と一緒に行いました。その後は保護者の方にも散歩についてきてもらい、戸外での遊びを一緒に楽しみました。

公園では4歳児の活動として行っていた大縄でしたが、見ていた3歳児も気づいたら挑戦していました。4歳児の中でも保護者がいることで意欲が出てきて普段以上に何度も挑戦する子や、今までの記録を超える子がいました。

5歳児が特技披露の中で大縄を行い、元々発表する予定でなかった子も挑戦したり、予定していた技より難しい技にチャレンジしたりしていました。鬼ごっこでは、親子対抗で盛り上がり、負けたくない気持ちから普段よりも遠くに逃げ、親に見つからないよう全力で遊ぶ姿がありました。

池上どろんこ保育園としては初めての試みで、どうなるか保育者も不安な点もありましたが、全クラス、普段と変わらないのびのびとした様子を見ていただくことができ、自分の枠を飛び出してさらなる成長が見られたり、「楽しかったです」とのお声をいただいたりと子どもも保護者も保育者も楽しい生活発表会となりました。

文:池上どろんこ保育園スタッフ

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