越谷どろんこ保育園「ありがとう みるく」

2022.02.23

#保育園

越谷どろんこ保育園のみんなのアイドル、ヤギのみるくの様子が変わったのは、1月9日の日曜日です。倒れて立ち上がれなくなっている姿を職員が発見しました。

休み明け、保育園に来た子どもたちにみるくの様子を伝えると、金曜日まで元気だったことから驚いた様子でヤギ小屋に行き、「疲れちゃったのかな?」や「眠いのかな?」などと子どもたちなりにみるくの様子を感じ取ろうとしていました。

ヤギに毛布を掛ける子ども

みるくのところへ行く度に、少しずつ元気がないことに気づき始め、たくさん撫でながら「明日も来るからね」「待っててね」などと言葉を掛け、毛布を掛けてあげたり、水を口に運んであげたりしていました。

ヤギを見守る子どもたち

1月14日の金曜日

5日間、子どもたちにたくさん撫でてもらい、たくさんの言葉を掛けられながら、みるくはお空に旅立ちました。

お空でも元気いっぱい走り回れるよう、子どもたちから手紙や折り紙をプレゼントしました。

自分たちの体はあたたかく、みるくの体は冷たくなっていることから「生と死」を感じる経験となり、命の尊さを身近に体験した機会となりました。

みんなの思いが届き、お空で元気に走り回っていたらいいなと願うばかりです。開園から10年、みんなにたくさんの笑顔をありがとう。

ヤギのみるく

文:越谷どろんこ保育園職員

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