中目黒どろんこ保育園「味噌づくりを楽しむ」

2023.06.20

#保育園

中目黒どろんこ保育園では0歳児から5歳児まで、全年齢の子どもたちと一緒に味噌づくりを行いました。見て、触れて、嗅いでみて、そんな体験を通して食べ物の尊さや有難さを感じてほしいというどろんこ会ならではの取り組みです。

子どもたちの様子とともに、味噌づくりの過程をお伝えしていきます。

まず大豆を水に浸します。初めて見る大豆に興味津々な0歳児、本当に食べてしまいそうなほど、食い入るように大豆を見つめていました。目で見て、触れて、感触を味わい、それをまた違う園児がまねしてみてと、大豆の一粒が大きな発見や学びになっていきます。(安全に配慮して行っています)

大豆を見つめる子どもたち

水を含んで大きく柔らかくなった大豆を指でつぶします。チャック付き袋に入れた大豆は指で押すと逃げてしまうので、それがかえって面白く「ぽちっ!ぽちっ!」と言いながら熱中してつぶしていました。

夢中で大豆を潰す子ども

園児たちが潰した大豆をボウルに入れて米麴、塩を入れて混ぜ込みます。自分が一所懸命に潰した大豆がどうなるのか気になって堪らない園児たち、ボウルの周りにぎゅうぎゅうになって大豆が混ぜ込まれるのを見つめます。

大豆が混ざる様子を見る子どもたち

混ぜた味噌の素をハンバーグのように俵状にまとめ、空気が抜けるようにタッパーに叩きつけます。「楽しいねー!」と笑いながら友だち同士で味噌づくりを楽しむことができました。

潰した大豆をタッパーに詰める子どもたち

こうして作った味噌は秋頃には食べることができます。園児たちの大好きな給食に使われます。自分たちの口に入るものが、こうして調理され、時間をかけて出来上がる過程を目にすることで、食べ物への感謝の気持ちを持ってくれると嬉しく思います。

文:中目黒どろんこ保育園スタッフ

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