中里どろんこ保育園「『ほんもの』の体験で楽しさと危険を学ぶ」

2021.08.27

#保育園

清瀬市には、川幅が広く流れも緩やかな柳瀬川があります。自然豊かな環境を生かし、川遊びを保育に導入しました。川の偉大さや楽しさ、水の感触や流れる不思議さを体感すると同時に、川の危険性も感じ取り、身につけていくことをねらいとしました。実施するにあたり、職員全員で「川のリスクマネジメント」を学び合い、川遊びを実現するために必要なことを話し合いました。

川に飛ぶこむ子どもたち

川に初めて入る子もいるなかで、それぞれが自分のペースで慣れ親しみ、遊び込む姿が見られるようになりました。水の掛け合いや魚捕り、水面への顔つけなど様々なことに挑戦し、遊びの幅が広がっていきました。

川で遊ぶ子どもたち

子どもたちと話し合い、飛び込みやイカダを体験したいという声があがりました。絵の具を使用して大きな旗も作り、イカダが出来上がっていく様子に期待を膨らませました。

イカダから落ちないようにバランスをとり、飛び込みでは息を合わせて水中へジャンプするなど、わくわくドキドキする探究心を感じることができました。また、川の危険性として子どもたちからは、「飛び込みで岩にぶつけた」や「大きい岩に登って怖かった」などの声が上がりました。「石を全部取るといいね」や「怖かったら登らないこと」という子どもなりの言葉で様々な振り返りができました。川遊びで感じたことを自分の言葉にして表現することで体験を経験に変えていきたいと思います。

文:中里どろんこ保育園 職員

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