発達支援つむぎ 横浜西口「ある日の風景」

発達支援つむぎ 横浜西口ルームのスタッフは、子どもたちが遊びの中で「自分で選ぶ、自分で決める」という経験を積み重ね、主体性が育まれていくことを大切に関わっています。

例えば、この日は、壮大な電車の架線が完成しました。

電車の架線をつくる子

自分の思いついたイメージを一生懸命に形にしようとするAさん。「どうやったらできるかな?」と、自らがやりたいと思った気持ちを力に、遊びの中で試行錯誤が繰り返されます。その中で道具操作の力(健康な心と身体/手先の器用さ)、他者の助言を参考にし、より完成度を高めていく(協同性)などが自然と身についていきます。

架線の柱を紙コップと棒で作る
電車と架線をつなげる

実は、部屋の約半分を一人で使ってしまうような大作でしたが、部屋を共有していたほかの3人の子どもたちは、誰一人として不満を漏らすことはありませんでした。おそらく作っているAさんの熱い思いを、それぞれが感じとっていたのだと思います。完成した架線と電車で遊ぶAさんのそばでスタッフが「次は横浜駅。各駅停車横浜行き」とアナウンスしていると、Bさんが「違うよ。『Aくん電車』がいいんじゃない?」と一言。Aさんが努力して作っていたのを見ていたBさんが、スタッフがアナウンスした各駅停車ではなく、「Aくん電車」とAくんの名前をつけたほうがいいと提案してくれました。

電車で遊ぶ子

Bさんは普段、そっと歩くことが難しいこともありますが、Aさんの作品を壊さないように一生懸命ゆっくりと跨ぎ越している姿にスタッフの心も熱くなりました。コミュニケーションというと、つい言葉に目が行きがちではありますが、子どもたちの行動を見ていると、言葉がなくてもしっかりと心が通じ合っている=コミュニケーションができていることを感じました。

これからも、自分の思いも相手の思いも大切にされる環境の中で、しっかりと遊びこみ、主体性が育まれるよう見守っていきたいと考えています。

文:発達支援つむぎ 横浜西口ルーム職員

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