中里どろんこ保育園「伝承遊び」

2024.02.23

#保育園

中里どろんこ保育園では、日本で古くから親しまれている「伝承遊び」も大切にしています。鬼ごっこや折り紙は普段から楽しんでいますが、この時期は種類を増やし、遊びの中に取り入れています。

取り入れる際に導入として、子どもたちの前で保育者が遊びを披露します。

そうしたことで子どもたちが「楽しそう」と思えたり、遊び方や使い方をわかったりしてほしいと考えています。

子どもたちの真ん中で、保育者が得意なものを披露しました。

コマ回しやかさ回し、お手玉やけん玉、あやとりなどを見ると「すごい!」と夢中で見ていました。

書初めや干支の「辰」を筆で描く保育者もいたことで、文字が書けない子も「やってみたい!」「あれやる!」と楽しみにしていました。

保育者の書初め

その後は、コーナー毎に遊びを設定し、自分の遊びたいところへ行って遊びました。

年上児や保育者にやり方を教わりながら実践していました。

特にコマ回しやけん玉はコツが必要なので、はじめは上手くいかないこともありましたが、何度も挑戦し、どうやったらできるか考えたり、友だちの姿を見て真似たりしていました。

筆で絵を描く子どもたち
編み物をする子どもたち
けん玉をする子どもたち

遊びの中で力の入れ方を調整したり、手先や指先を使ったりして脳の発達を促すことに繋がっています。また、できなくても諦めずに取り組むことで忍耐力もついています。

様々な遊びを取り入れることで、非認知能力を高めています。

(非認知能力とは粘り強く取り組む、やり方を工夫する、友達と協力し合うなど、学力テストでは測れない力のことを指します)

文:中里どろんこ保育園スタッフ

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