中里どろんこ保育園「食育体験:カートンドッグ作り」

2025.06.27

#保育園

食育体験として、「カートンドッグ作り」を実施しました。

炭やコンロを使用せず身近なもので作れるということ、飲み終わった牛乳パックを使うことで資源の再利用になるということ、この二点を予め子どもたちに伝えました。

1列で作業する子どもたち

スムーズに作業が進められるよう、食材のレーンを作って一列に並べました。「工場みたい」「これなら止まらずにどんどん作っていけるね」などと、期待感を胸いっぱいに膨らませながら、作業工程に見通しをもって活動に取り組む姿がありました。

口を覆う子どもたち

126個のホットドッグを作り上げ、牛乳パックに2つずつ詰め終えると「やっと終わったね」「疲れたけど楽しかったね」「早く焼いてみたい」と、子どもたちの表情には達成感と満足感が溢れているようでした。

園庭にすべての牛乳パックをならべ、一つひとつに火を点けていくと火が重なっていき、徐々に火力が増して燃え上がっていきました。

初めは火に近い距離で見ていた子どもたちでしたが、自ら危険を感じることで距離を取りながら、口を覆う姿がありました。

火の有用性と危険性を自然体験や食育体験のなかから学び、自身の経験として深め、身に付けることができていると感じた一場面でした。

労働や体験から物事の性質や身近な事象・生命の尊さ・食材や食の循環に気がつくことができる、「センス・オブ・ワンダー(自然や芸術体験などにより、感動したり驚いたりする感性)」と呼ばれる体験ができるよう、安全に十分に配慮しながら子どもたちが主体的に取り組んでいける活動に取り組んでいます。

ホットドッグを食べる様子

文:中里どろんこ保育園スタッフ

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