中里どろんこ保育園「命をいただく活動」

2025.12.26

#保育園

命をいただく活動として、保育者が幼児の前で実際に鶏2羽を捌きました。

卵を割る子ども

今年度は、清瀬どろんこ保育園のこめ組と中里どろんこ保育園のこめ組で、8月から11月にかけて交流を行いながら導入を進めていきました。まず、鶏や卵について調べたり、日々のお世話の仕方を学んだりして興味を持って知っていくことから始め、鶏を抱っこして体温を感じたり、実際に鶏が生んだ卵を回収して「かきたま汁作り」をしたりしました。

そして、絵本や紙芝居を見て鶏との思い出を振り返ったり、「命をいただく」ということはどういうことなのかをじっくり考えたり、鶏の人形を使用して捌き方をイメージしたりすることで、鶏と毎日一緒にいることや「食べる」ということが当たり前ではないということを実感出来る時間となりました。

鶏をつかまえる

当日の子どもと保護者の参加は任意をとりました。捌く工程として、鶏の目を隠して頭を軽く叩き、気絶した状態にして紐で吊るし血抜きを行いました。実際に血抜きしている鶏に触れてみることで、命はないけどまだ温かいという不思議さも体験しました。

その後は、血抜きの間にグループに分かれ、「その瞬間どのように感じたかを言葉にする」というテーマでディスカッションを行いました。子どもたちからは「ドキドキした」「温かかったのに動かなくなった」、保護者の方からは「鶏の目を隠した瞬間に生と死の間を感じた」などの言葉が出てきていました。

吊るされた鶏

血抜きが終了した後には、羽を全て取り、部位ごとにいよいよ捌いていきます。捌いている時には、「気持ちが悪い」「かわいそう」という声も上がりましたが、「鶏」から徐々に「お店で売っているお肉」の状態になってくると、「美味しそう」という声も聞こえ、全体の雰囲気が「食べたい」という欲求に変わっていきました。

しっかりと加熱し、子どもたちに任意を取ったうえで食べました。「かわいそうだから食べない」「せっかくいただいた命だからこそ食べる」という声があり、意見は違えど、どちらも鶏のことを思った言葉がありました。

「いただきます・ごちそうさま」という言葉の意味は何なのか?命をいただくとは、どのようなことなのか?」これらを、身をもって感じたり考えたりする貴重な時間となりました。

鶏だけではなく、給食や食卓、お店に並ぶ「命」に少しでも感謝の気持ちを抱き、命を大切に(食べ物を)いただくきっかけになることを願います。

文:中里どろんこ保育園スタッフ

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