三筑どろんこ保育園「春、みーつけた！」

ずいぶん暖かくなり茶色だった築山に所々緑の芝生が生えてきて、いよいよ春がやって来たなと感じていると、子どもたちによる三筑どろんこ保育園の春探しが始まりました。

園庭を見渡し「どこに春があるかな」と言いながら探し始めた子どもたち。さっそく年中組が桜の木を観察しはじめ、たくさん桜の蕾を発見してくれました。

園庭の隅では、虫探しが行われていました。「草の下に何かいないかな？」「そっと見ないと逃げちゃうよ！」と小さな声で会話をしながら、そっと草をかき分け夢中になって探していました。虫探しが得意な子は「こっちの方にいっぱいいるよ」と虫の棲み処を友だちに教えてあげる姿も見られました。そんな姿を見て、1歳児の小さなお友だちも真似して草を掻き分け虫探しを始めていました。上手に見つけられるかな？

草の中にいるだんご虫を発見するとさっそく手のひらに乗せていました。丸まって動かなくなると「あれ？動かなくなっちゃった」とだんご虫が動き出すまでそっと観察して待っていました。

他にも年長組が植えていたチューリップの花が咲いたり、蟻などいろんな虫が地面から出てくるようになったり、あちこちで春を発見することが出来ました。今後は散歩先でもたくさんの春をみつけ、自然に触れて春を楽しみたいと思います。

文：三筑どろんこ保育園職員

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