発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷「畑活動での取り組み~大根の収穫をしたよ~」

発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームでは、畑活動に日々取り組んでいます。つむぎから畑の場所が遠いのですが、秋以降は週に1回、子どもたちと行くようにしています。秋冬の時期は子どもたちの体力作りをねらいに、つむぎから畑まで片道約30分歩くことに挑戦した子もいました。

今年の冬野菜は、大根、カブ、ほうれん草、ニンジン、イチゴを植えています。毎年様々な野菜に挑戦しているのですが、同じ野菜でもその年によって育ち方が違い、肥料を撒いても大きく育たないこともあり毎年試行錯誤しています。今年は昨年の反省を活かし、途中で間引きをしたおかげで残った大根に栄養が行き届いてよく育ち、葉っぱと同じくらいの実がなり、立派な大根が収穫できました。

今回、種植えから収穫まで担当したのは年少グループですが、大きく育ったので収穫では、他のグループの子たちも参加しました。種を植えてから収穫するまで、時々様子を見に来て「まだ大根とれない?」「白いの、見えてきた」と、収穫が待ち遠しそうな子どもたちの様子がありました。すぐに収穫できる野菜もあればじっくり時間をかけて育つ野菜もありますが、これも畑仕事の醍醐味です。

実際に収穫する際は、大きな葉っぱに大根が隠れ、手探りで大根を掴みいざ抜こうとすると、思いのほか抜きづらく、「うんとこしょー」「どっこいしょー」と、大きなカブを抜く気持ちで収穫をしました。

いざ抜けた大根を見て、「大きいね」「見てー!」と近くにいるスタッフや保護者に見せる様子がありました。

野菜を収穫する子どもたち

年中グループで大根を抜いた際は、実際に大根をその場で切って食べて味見する体験をしました。大根を洗い、実際に食べてみると、「甘くて梨みたい」と大人が伝えるものの、「ちょっと辛い」「おいしい」「おかわり」など様々な反応が見られました。また、皮ごと食べる子もいれば、苦手な子は友達にあげる子もいました。

みんなで収穫した大根を持ち上げる子どもたち
ベンチで大根を食べる子どもたち

年少グループでは調理を考えていて、次のグループで調理をすることを子どもたちに話しました。大根餅や大根スティックを作る予定です。自分たちで撒いた種が、このように育ち収穫できることを知ることで子どもたちの先を見通す力や、予測する力、順序立てて考える力につながると考えています。

また、自分たちで作った大根を実際に調理してみることで、友達と一緒に食べる楽しさを味わったり、野菜が苦手な子も匂いを嗅いでみたり、舐めてみたりと様々な挑戦のし方ができます。食材に少し触れられただけで十分花丸だと思います。

今後も、まだ収穫に満たない野菜の様子を観察しながら収穫に備え、春夏野菜に向けて畝作りなど行う予定です。3月に入ったらじゃがいもの植え付けも始まります。畑活動や戸外で小さいうちから土に触れることはとても大切で、土の中にいる菌を体に取り込むことで、腸内環境が整い、免疫力が高まるとも言われています。

畑活動を通して、丈夫な身体作りをしながら、友達と一緒に野菜を育てる楽しみを感じたり、野菜が苦手な子でも自分で育てた野菜なら「食べてみようかな」という気持ちが育ってくれたりしたら嬉しいです。

文:発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルームスタッフ

発達支援つむぎ 阿佐ヶ谷ルーム施設情報を見る

関連する記事

最新のどろんこアクション記事

どろんこ会からのお知らせを見る

お知らせ一覧へ
PAGE TOPtop