発達支援つむぎ 調布「ひまわりの種を地域の方々へプレゼントしています」

2025.11.10

#発達支援

発達支援つむぎ 調布ルームでは、この夏畑で育ったひまわりの種を、西調布駅前の上石原郵便局に置かせていただき、地域の皆さまにプレゼントしています。

バスケットの中に入れられた、ひまわりの種

子どもたちと行った畑仕事のうち、今年の夏は大きく育ったひまわりがどっさりと種をつけました。畑から切り落としてきてしばらく乾燥させたあと、子どもたちと種をつまんで取る作業を行いました。

みんな、あまり経験したことのない作業に興味津々です。植物の種を植え、芽が出て花が咲くまでには時間がかかること、暑い中の水やり、また枯れた後に種をとることで循環していくことを知るよい機会となりました。

種をつまむには指先を使う必要があり、つまむ動作には指をそれぞれ使う操作性やほどよく力を加えて持つ、力の強弱などを調整する経験ができます。また、自分だけの物にしたい気持ちをおさえ、友達と順番に種をとったり分け合ったりすること、数を数えることなど、様々なねらいにつなげることができました。

ひまわりの花から種を回収する子どもたち

上石原郵便局には、季節ごとに花を置かせていただいていますが、春から夏にかけては、ミニひまわりを置かせていただき、毎朝子どもたちが交代で水をあげにいきました。時には「今日はいかなくてもよいかな」と感じる子もいますが、じょうろを見ると「やっぱり行こうかな」と気持ちが変わり、花に水をあげ、局長さんと挨拶をして笑顔になります。局長さんも、いつも子どもたちに笑顔で接してくださり、天候や花の状態なども気にかけてくださって、立派に花が咲きました。

郵便局に飾られたプランターのひまわり

郵便局のミニひまわりからは種は取れませんでしたが、畑の大きなひまわりからは種がたくさん取れました。取った種を折り紙のコップに入れて郵便局に来られるお客様にお持ち帰りいただけるよう、渡しに行きました。行く前に何と言って渡そうか子どもたちと考えます。「どうぞって言う」「はい、どうぞにする」「ひまわりの種です、どうぞって渡す」等、それぞれに意見が出ました。練習では言えていたけれど、いざ行ってみたら渡すことが恥ずかしくなり「かごに入れてもいいですか」と聞いた子どももいました。

郵便局職員にひまわりの種を渡す子ども
子どもからひまわりの種を受け取る郵便局職員

つむぎ 調布ルームでは、地域の方との交流も大切にしています。現在は千日紅(せんにちこう)というお花を置かせていただいて午前中に水やりに通っていますので、ぜひご覧になってみてください。

文:発達支援つむぎ 調布ルームスタッフ

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