発達支援つむぎ 海老名「オタマジャクシがカエルになったよ」

2025.08.20

#発達支援

発達支援つむぎ 海老名ルームでは併設している保育園メリー★ポピンズ 海老名ルームとともに午前中は戸外活動をして過ごしています。

6月、2歳児クラスの子どもが、ルームのそばにあるあぜ道でオタマジャクシを見つけました。スタッフが、オタマジャクシが泳いでいることを伝えると、「どこにいるの?」「あれかな」と子どもたちも一生懸命探します。見つけた子どもが「あそこにいるよ」と別の子どもに伝える姿も見られました。

田んぼを見つめる子どもたち

スタッフがオタマジャクシを捕まえて見せると、「黒い」「小さい」と感想を伝え合います。捕まえたオタマジャクシはルームにある水槽で育てることにしました。

網でオタマジャクシを捕まえる子ども

自分たちで捕まえたオタマジャクシなので、子どもたちの関心も高く、「ここにいるよ」「みんなで捕まえたね」と水槽を見ながら話をします。オタマジャクシはすくすくと育ち、7月にはカエルになりました。子どもたちと話をし、カエルはあぜ道に返すことにしました。

水槽からカエルを出すときは「僕が出す」と張り切っていた子どもでしたが、いざ触るとなると怖がってしまい、なかなか触ることができません。それを見た別の子どもが、「僕がとってあげるよ」と代わりにカエルを取ってくれました。子ども同士の優しいやり取りが見られました。

カエルを返すときはみんなで「バイバイ。元気でね」と見送りました。スタッフが「カエルさんどこに行くのかな」と聞くと、「おうちに帰るのかな」「保育園かな」「公園かな」と想像を膨らませていました。

カエルを田んぼに返す様子

たくさん捕まえたオタマジャクシは次々とカエルになりました。最初はカエルに触れない子どもも多くいましたが、少しずつ触れる子どもが増えました。

オタマジャクシがカエルになると説明してもピンとこない子どもたちでしたが、実際にオタマジャクシがカエルになる姿を見ることで、理解することができました。また、生き物を大切に育てることの大切さを実感することもできました。今後も本物の体験を通して様々なことを子どもたちと感じていきたいです。

文:発達支援つむぎ 海老名ルームスタッフ

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