発達支援つむぎ ふじみ野「みんなだいすき荒馬踊り!」

発達支援つむぎ ふじみ野ルーム・ふじみ野どろんこ保育園で力を入れている「太鼓・荒馬踊り」について、子どもたちの様子をお伝えします。

マンスリーコース開始から3年目の年に「元気な子どもたちと荒馬踊りをしてみたい」という保育園の幼児スタッフからの発信があり、朝の日課として「荒馬踊り」を取りいれて、一年が経とうとしています。

体に「ドン!」と響く太鼓の軽快なリズムに乗って元気に跳ねる子どもたち、2つ跳び、4つ跳びなどの振りを太鼓の音に合わせて踊ります。

荒馬踊りをする子どもたち

友だちの存在を意識し、一緒に踊る楽しさや人と繋がる心地よさを感じる。そんなねらいがある「荒馬踊り」。違う保育室にいた子どもたちも太鼓の音が聞こえると自然と集まり、友だちの手を引いて一緒に踊ります。

大人が「やろう」と言うのではなく、「やりたい!〇〇さんとやると楽しい」そんな気持ちが自然とうまれ、保育室や縁側、園庭からも「らっせらー」の掛け声が聞こえて「保育園全体が一つになる瞬間」を感じられます。

12月になり、「こめ組の時間」始まりました。お昼寝が無くなり、その時間を使って年長児が様々な活動を行っている時間です。

木曜日は荒馬をすることになりました。

職員の荒馬踊りを見る子どもたち

1月に行われた「伝承遊び会」でスタッフチームの元気な荒馬踊りを見たことをきっかけに、「自分たちも馬を作って踊りたい!〇〇先生みたいにかわいくなりたい!」という子どもたちからの声が上がりました。

「こめ組にしかできない荒馬をやろう」とこめ組特別バージョンの踊りをすることになり、生活発表会でも披露することにしました。

荒馬踊りで使う馬を作る子どもたち

自分の馬を作ります。グループに分かれてお互いに教え合ったり、良い点を褒め合ったりする姿も見られていました。得意なことや好きなことを認めてもらえたことで、完成した馬を嬉しそうに眺めている子もいました。

太鼓を叩く子どもたち

子どもたちは、踊りだけではなく「太鼓」も大好きです。毎日の積み重ねの中で、教え込まれるのではなく楽しみながら自然と耳で聞いたリズムを完璧に叩き、スタッフを驚かせる子も多くいます。

「自分のやりたいことに自信を持って取り組んでほしい」というスタッフの想いから、マイ太鼓も作り、踊りチーム・太鼓チームと分かれることになりました。

自主練習に励む「跳人チーム」

踊りの中には、馬と跳人という踊りがあります。いつもの振りではなく、馬が戦う場面を取り入れたことでやる気アップの「馬チーム」。扇子を作って、自主練習に励む「跳人チーム」。

最初は、なかなかまとまらなかったクラスみんなの心も「かっこよく踊りたい!」という気持ちがうまれてきています。

さて、どんな「荒馬踊り」が出来上がったのでしょうか。次回のブログでは、衣装をきて踊った様子をお届けします。

文:発達支援つむぎ ふじみ野ルーム職員

発達支援つむぎ ふじみ野「保育園と一緒に、らっせーら」

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