発達支援つむぎ ふじみ野「地球にやさしい体験学習」

9月の体験学習で発達支援つむぎ ふじみ野ルームでは、いつもは捨てられている野菜の皮やコーヒーのカスを使いのこり染めートバックを作りました。日本の伝統文化である染物に触れる、色の変化や形を楽しむ事をねらいにスタートしました。

保育園の給食でたくさん使う玉ねぎをむいた皮、つむぎカフェで使っているコーヒーの残りカスを染料として有効活用すること、トートバックをエコバックとして利用するなど、SDGsを身近に感じるとりくみにも繋がると考えました。

玉ねぎの皮とコーヒーのかす

トートバッグの作り方の話をすると不思議そうな表情をするこどもたちでしたが、玉ねぎの皮とコーヒーのカスを見るとにおいをかいでみたり、さわってみたり、くさい、いいにおい、チョコみたい、カサカサするなどいろんな意見や感想を伝えてくれました。どちらを使って染物をするか自分たちで選択しました。

次に模様をつける為に、身近にある道具をいくつか用意しました。洗濯バサミは何に使うのかな?まるまっているの(アルミホイルをまるめたもの)はなんだ?と、気になって仕方がないこどもたち、ワクワクしている様子が表情から伝わってきました。

布を洗濯バサミでとめる子ども

スタートは、布をねじる、輪ゴムでとめる、洗濯バサミでとめる、少し難しい作業ですが保護者の方やスタッフと一緒に会話をしながら楽しく進めることができました。「どんな模様ができる?」「これもつけてみよう」アイデアもふくらみました。一番人気は、洗濯バサミ留めでした。手先を上手に使い、たくさんつけました。

トングで布をつかむ子ども

また、鍋に布を入れたり出したりする際には、トングを使うことにもチャレンジしました。トングを使う事は、簡単に思えますが、落ちないようにつかむには力を入れる、離すには緩めるなど力を加減し調節することが必要になってきます。身近の道具を使用してみることで、手先の操作性が自然に養われています。熱い鍋からの出し入れを通して、「熱いから気をつけよう」などの学びもありますね。

たまねぎの皮は黄色の布に、コーヒーかすは真っ黒な布に変化しました。変化していく様子に興味を持って何度も見に来ている子もいました。

色がそまった布

鍋から変身して出てきた布を目の前に、「すごーい」と素敵な表情をみせてくれたSくんです。変化に気づき驚きを自然に表現する姿を見られることは、スタッフにとって嬉しい瞬間です。

最後に布につけたものを外して洗濯をします。なかでもゴムをはずす作業はとてもとても難しい様子でしたが、分でやりたいと、諦めずにチャレンジする姿がありました。水を触ることはみんな大好きなので張り切ってジャブジャブ洗っていました。しゃがんだ姿勢で洗っていたので膝や腰、足首も同時に鍛えら、体力作りにもなったと思います。

布を乾す子ども

いよいよ完成です、布を広げてみるときれいな黄色(玉ねぎの皮)と、渋い茶色(コーヒーのカス)に染まり個性豊かな模様のバックが出来上がりました。家ではまだやったことがなかった干す作業も自らやってみたいと行う姿もみられました。今回の体験では、見たことのある身近のものを使うことで安心してチャレンジする子が多かったです。使いたい道具ややりたい工程を自ら選ぶことで楽しさや、達成感に満ちた表情をみることができました。また、知ってはいたけど実際に体験するのは初めての保護者の方やスタッフも多く、昔ながらの製法を楽しみながら知る機会にもなりました。SDGs目標12「作る責任つかう責任」の中の食品ロスの観点からも普段捨ててしまうものを使っての取り組みは地球を守る事に繋がったのではないかと思います。

文:つむぎふじみ野ルーム スタッフ

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