発達支援つむぎ ふじみ野ルーム「新たな年度になりました」

新たな年度になった4月。発達支援つむぎ ふじみ野ルームは新たな友だちを迎えてスタートしています。改めて、行っている活動プログラムをお伝えしていきつつ、現在の支援の様子も覗いてもらえたらと思います。

まずはマンスリーグループです。併設しているふじみ野どろんこ保育園の子どもたちと一緒に過ごす中で、個々のねらいにそった支援を行っていきます。

つむぎでの支援は、プログラム化された内容をこなしていくとういう事とは違い、子ども同士の関わりを多く持てるよう環境作りをおこなったり、様々な体験をしていくことで、興味の幅が広がるような支援を提供しています。

園庭で泥遊びをする子どもたち

戸外遊びでは友だちのやっていることがモデルとなり遊びが広がることに繋がったり、一緒にやってみたいと思うことで、子ども同士の関わりが生まれ、言葉でのやりとりする経験にも繋がっていきます。

散歩に向かう子どもたち

散歩も、日々経験していく活動の一つです。大人が手を繋ぐ相手を決めてしまうのではなく、子ども自身が繋ぎたい友だちの所へ行き誘ってみたり、誘われて受け入れたりと子ども同士がやりとりする経験を大切にしています。

スタッフはつきすぎず、離れすぎずの距離を保ちつつまずは様子を見守り、子ども同士のやりとりを保障します。伝えきれない様子があった際には言葉を代弁したり、相手の気持ちを言葉にして伝えることで、相手の気持ちにも気付けるよう支援をしています。

また、午後のビジターグループでは、主に保育園や幼稚園に通っているお子さんが週1回~2回、少人数でのグループ支援に来ています。

室内のみではなく、戸外活動、畑やプランターでの食物栽培、運動遊び、買い物や調理など様々な活動を少人数グループで行っています。できたことから自信や達成感に繋げていくことや、他者との関り方を学んでいきます。

縁側で絵具遊びをする子どもたち

最後に、親子グループです。近年、低年齢のお子さんの利用希望が増えてきたこともあり数年ぶりに復活しました。

親子グループは3歳未満のお子さんが親子で通うグループで、保護者の方も一緒に活動に参加をしてもらいます。親子で通っていただくことで、スタッフと共に成長を感じてもらったり、一緒により良い手立てを考えていける所がメリットでもあります。

親子グループの活動の様子

子どもたちは遊びや生活の中で日々学んでいます。子どもたちにとっては「楽しく遊んでいる」「夢中になって遊んでいる」時間の中に、大人がしっかりとねらいや目的をもった関りをおこなっていくことで、成長の可能性を伸ばしていきます。

今年度もつむぎふじみ野ルームの様子や、子どもたちの様子や支援内容をお伝えしていきますので、毎月ぜひのぞいてみてくだい。

文:発達支援つむぎ ふじみ野ルームスタッフ

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