発達支援つむぎ 生田「畑活動を振り返って」

2026.04.10

#発達支援

こんにちは。発達支援つむぎ生田ルームです。

つむぎ生田ルームでは、「畑仕事を通して野菜に興味を持ち、自ら育てて食す経験から、食を大切にする気持ちを育む」ことを日々の支援の中で大切にしています。

7月のブログでは「意欲的に取り組める環境作り」についてお伝えしましたが、今回はこの一年、子どもたちが土と共に歩んできた活動の軌跡を振り返りたいと思います。

春には真っ赤なイチゴやニンジンから始まり、夏にはナス、きゅうり、トマト、ジャガイモを育てました。

収穫した野菜を見せる子どもたち

秋には大きなサツマイモと、一年を通してたくさんの野菜に出会いました。

そして、今年のハイライトは何といっても「メロン」への挑戦です。きっかけは、一人の子の「メロンを育てたい!」という熱い一言でした。

その熱意にスタッフも突き動かされ、手探りの栽培がスタートしました。 夏の太陽を浴び、大人の手のひらサイズでずっしりと重い一玉を収穫したときには、みんなで歓声を上げました。自分たちで育てたメロンを切り分け、その甘みを分かち合った体験は、子どもたちにとって輝かしい思い出になったようです。

メロンを手に取る子ども

もちろん、全てが順調だったわけではありません。 途中で枯れてしまったり、実が大きくならなかったりと、残念な結果に終わることもありましたが、私たちは「実践的な学び」と捉えています。

「お水が足りなかったのかな?」「日当たりはどうだろう?」 子どもたちとスタッフが輪になって真剣に話し合い、改善策を考えて次に活かす。この試行錯誤の繰り返しこそが、野菜への愛着と、自然への興味をじっくりと深めてくれました。

現在は小松菜やカブ、ブロッコリーを大切に育てていますが、ここで新たな試練がありました。せっかく芽吹いた葉っぱが鳥に食べられてしまう「事件」が発生したのです。

葉っぱが食べられてしまったブロッコリー

それを見た子どもたちが「野菜を守らなきゃ!」と知恵を出し合い、誕生したのが手作りの「かかし」です。 個性豊かな案山子が畑を見守るようになってからは、効果があったのか、食害は少し減ったように思います。

布で手作りしたかかし

「次はバナナを育ててみたい!」「アイコ(甘いトマト)がいい!」 そんな弾んだ会話と共に、子どもたちの好奇心はすでに次の季節へと向かっています。

これからも、単なる「収穫」の喜びだけでなく、日々の小さな気づきや学びが得られる環境を整え、この豊かな「命のサイクル」を来年度も大切に繋いでいきたいと考えています。

文:発達支援つむぎ 生田ルームスタッフ

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