発達支援つむぎ上目黒「夏の遊びに参加しよう」

2025.08.19

#発達支援

2025年5月に上目黒どろんこ保育園に併設し、発達支援つむぎ上目黒ルームがオープンしました。つむぎ利用の子どもたちも増え、平日は定員がほぼ埋まってきました。同じ保育園の児として生活や活動を共にし、インクルーシブ保育を実践しています。夏ならではの遊びが始まり、今回は、そんなつむぎ上目黒ルームでの戸外活動の様子を紹介いたします。

子どもたちが楽しみにしているプール活動が始まりました。プールの水を見て目を輝かせ、全身で水遊びを楽しんでいます。

乳児組ではカップやペットボトルを用意し、水をすくう、こぼす、他の容器に移すなど水の動きや感触を味わえるようにしています。時には使いたいカップが友達と被ってしまうこともありますが、譲ったり先に貸してもらったりなどのやり取りを大切にしながら、楽しく過ごしています。

幼児組では命に関わる、事故に関わる危険なことやルールを守る大切さなど、保育者と話し合いをした事を心に留めてダイナミックに水を浴びています。初めは緊張し、皆の輪に入る事が難しいこともありましたが、友達の楽しそうな声や姿に惹かれ少しずつ参加する事も増えています。水に慣れる為のカメさんグループと伸び伸び泳ぎに挑戦できるくじらさんグループの2グループに分かれ、苦手な子どもも得意な子どもも自分のペースで楽しめる方で夏の遊びを満喫しています。

子どものその日の気持ちに寄り添い、プール遊びではなく水遊び活動に参加することもあります。たらいに水を汲み、氷や色水を使って溶け具合や色の混ざりをじっと観察する姿もありました。「みてみて！」と発見した時に大人や友達と共有し、「どうしてだろう？」と謎や探求心につなげていきたいと思っています。様々な活動のなかで子どもたちの気づきの広がりを一緒に共有しながら、もう一つの夏の遊びも盛り上がっています。

本格的な夏が到来し戸外活動が難しい分、夏ならではの遊びを子どもたちも期待しながら日々楽しんでいます。発達支援つむぎ上目黒ルームでは毎月「どろんこ保育園で遊ぼう！」のイベントを開催しています。どろんこ保育園でのインクルーシブに興味のある方、子どもの発達がちょっと気になる方など、保育園で一緒に遊びながら一緒にお子さまのことを共有できますので、ご参加お待ちしています。