発達支援つむぎ 調布「きらきら光る花火と ひんやり冷たいかき氷」

2022.09.12

#発達支援

発達支援つむぎ 調布ルームでは、夏を感じながら涼しい時間に皆で楽しむことができるように、夕涼み会を開催しました。

花火で遊ぶ様子
花火で遊ぶ様子

夕涼み会では花火を行いました。

花火をやってみることが初めての子どもも多かったので、花火をやる時の約束事を明確にして行いました。

ホンモノだからこそ、「火は熱いこと」を感じることができ、ろうそくの火から少し距離を取り、火をつけていました。「かわいいね」「きれいだね」「色がかわったよ」などと、光の変化を楽しんでいる様子もありました。

トイレットペーパーの芯を使って花火を描く子どもたち

夕涼み会に来ることが出来なかった子も、夏を感じることができる製作をしました。

花火はトイレットペーパーの芯を細かく切り、そこに絵具をつけてスタンプのようにしています。花火が打ちあがる様子は、水分を多く含んだ絵具を画用紙の上に置き、ストローで息を吹きかけて絵具を広げています。

絵具を使い手が汚れることを苦手としている子どもでも、直接絵具を触ることがなく、変化がわかりやすいので楽しく取り組むことができるのがこの製作の醍醐味です。

塩アートを楽しむ子どもたち

こちらの製作は「塩アート」です。

かき氷の氷部分が塩でできています。ボンドを塗った上から塩を振り、その上から絵具を垂らすと塩の結晶に水分が吸い込まれ、結晶と一緒に絵具の色が輝く塩アートが完成します。

絵具を垂らす際に指先でつまんでスポイトを押すことや、筆でそっと色を付けるため、道具の操作や調整をねらうことができます。

実際にかき氷を作る子どもたち

製作をすると、子どもたちに「これは食べられないよね」という声がでます。

本物に触れる経験も積み重ねていきたいため、製作の後は食べることができるかき氷も実際に作りました。

「ベロの色変わってる?」「おいしい」「冷たい」という声がたくさん出ていました。自分自身で感じたことを、言葉で表現する経験を積み重ねています。

今後もさまざまな活動をたくさん経験できるように、日々支援内容の工夫に努めていきたいと考えています。

文:発達支援つむぎ 調布ルーム職員

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