発達支援つむぎ 田無「寒さに負けない雪遊び」

2024.03.08

#発達支援

2月、発達支援つむぎ 田無ルームのある西東京市では開所以来、初めての積雪となりました。気温が下がり、冷たい風が吹くこの時期は大人はついつい室内で過ごしたくなってしまいますが、子どもたちはおかまいなし。いつもと違う外の景色に興味を示しながら真剣に雪が降る様子を眺めていました。

窓の外を眺める子どもたち

朝、子どもたちは寒さに負けず元気に登園してきました。マンスリーでは朝の日課を終えた後にみんなで雪遊びを行い、雪を踏む音を楽しんだり、雪を袋に入れたりと楽しんでいました。

室内では、前日に用意したタライと、とってきた雪を入れて遊んでいると、寒さで外に行けなかった子が自然に輪の中に入って来る様子が見られました。雪でおにぎりや雪だるまを作ったり、スコップで雪をザクザクと掘ったり楽しんでいました。雪が顔にはねると「冷たい!」と驚いた表情をみんなに見せ、笑いが生まれていました。片付けの前のタライの雪に絵の具を垂らして色遊びも行いました。「黄色きれいだね」「紫になった」「こっち緑だ」などひとつの色を大事そうにスコップですくって観察したり、色を混ぜて変化を楽しんだりする姿が見られました。

色のついた雪を楽しむ子ども

また別の日には、散歩中、足元が滑らないように注意深く歩いたり、雪山に上ってみたりしながら公園まで歩きます。普段は歩くことを嫌がる子も雪への好奇心で歩くことを楽しむことができました。公園では雪だるまを作ったり、かまくらに雪を足してみたりと普段はできない遊びをそれぞれが思い思いの感情を持ちながら一生懸命取り組んでいます。

自然物を使った制作では、自由に表現する姿や楽しく活動に参加する様子が見られました。これからも子どもたちの興味関心に寄り添い、冬の寒い季節だからこそ楽しめる遊びや事象を見つけながら、寒さに負けない丈夫な体をつくり元気に過ごしていきたいと思います。

かまくらを作る子ども
雪だるまと子ども

文:発達支援つむぎ 田無ルームスタッフ

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