発達支援つむぎ 吉祥寺「つむぎ 吉祥寺ルームの畑仕事、始動しました!」

2023.08.01

#発達支援

こんにちは、発達支援つむぎ 吉祥寺ルームです。

今年からつむぎ 吉祥寺ルームは、同法人の武蔵野どろんこ保育園の畑を借り、待望の畑仕事が始まりました。

現在、畑にはナス、カボチャ、キュウリ、オクラ、トマトの苗のほか、小松菜、インゲン豆の種も植えています。この苗や種は、購入から種まき・植え付けまで、すべて子どもたち自身が主体的に取り組んでいました。

野菜の苗を買う日、事前に子どもたちへ写真を確認しながら分かりやすく伝えています。実際の買い物の場面では、すぐに目当ての苗を見つけることができました。見つけた苗をもって、自信満々に「これ、ください!」と店員さんに話しかけに行くといった頼もしい場面もありました。

苗を購入しに行く子どもたち

子どもたちが購入した苗は、翌週に畑へ植え付けに行くまで、つむぎ ズに取り組みました。どれがどの野菜かを尋ねると、「これは丸いのがあるからトマト!」「紫(の花)があるから、ナスだよ!」など、実際に苗についている実や花もよく観察し、時には子どもたち同士で話し合う様子も見られました。

購入した苗

さて、いよいよ種まき・苗の植え付けです。事前に畑の説明をした後、種まき・苗の植え付けへ挑戦しました。苗をカップから取り出すのに苦戦したり、種をまく場所の土がなかなか掘り起こせなかったり、様々な困難はありましたが、子どもたちは一つひとつの作業をとても楽しそうに取り組んでいました。

こうして無事にすべての作物を畑に植えることができました。子どもたちも種まきや苗の植え付けをひとつずつやり終えるたびに、得意げな様子で「できたよ!」と笑顔を見せてくれるなど、達成感を味わうことができました。使用したスコップを自ら洗いに行くなど、片付けにも積極的に取り組んでいました。

現在も定期的に、様々なお子さんが畑仕事に携わる機会を作り、一生懸命お世話をしています。支援では、お子さんの興味関心に合わせ、じょうろとペットボトルを用意して使い分けています。どのお子さんも非常に熱心に取り組んでいます。

畑仕事の様子

今後もつむぎ 吉祥寺ルームでは、実際に畑へ通うことでその変化を目の当たりにしたり、畑でとれた野菜を調理して食したりすることで、子どもたちが畑仕事をしたいという気持ちの芽生えを育んでいきます。また、継続的に畑にかかわる中で、種や苗から育てた野菜をつむぎで実際に調理し、食すといった食の循環を経験することで、育ちや学びを深めていけるよう支援いたします。

文:発達支援つむぎ 吉祥寺ルームスタッフ

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