発達支援つむぎ 吉祥寺「食の循環を知る ~吉祥寺風コンポストのはじまり~」
2025.10.28
#発達支援
こんにちは、発達支援つむぎ 吉祥寺ルームです。
つむぎ 吉祥寺ルームでは、日々子どもたちと畑仕事や調理活動を行う中で、スタッフ手作りの「三大栄養素紙芝居」を通し、自分の食べたものが体のどの部分の力になるのかを一緒に学んでいます。

畑で収獲した野菜を調理する時にスタッフが、「これ、もったいないね」「まだ食べられるのかな」などと話をしていると、「捨ててしまう野菜の皮や芯はどうなるの?」と、野菜の行く末が気になる子どもたちから質問がでてきます。

「もったいない」が解決する方法として「コンポスト」の存在を子どもたちに伝えました。まだ始めたばかりですので、今後の取り組みを通し「食の循環」を意識することが少しずつできてくるのではないかと思います。生ごみが堆肥に変わり、その堆肥で野菜を育て、食べるという循環の輪を実際に目で見て理解する機会にしようと思っています。つむぎ 吉祥寺ルームでは、発泡スチロールを使ったコンポストを使います。しっかり密封できて発酵しやすく、ショウジョウバエも発生しにくい方法だそうです。

この写真の様子は、野菜くずを混ぜる仕事をしているところです。
自分が使える道具や手で指先を十分に使い、野菜くずをちぎります。ちぎった野菜をシャベルでかき混ぜます。土が発泡スチロールからこぼれないように調整するなど、力のコントロールの育ちにも繋がります。
コンポストの中で働く微生物や、時には虫などの小さな生き物との出会いを通じて、子どもたちの自然や食の循環への関心がさらに高まることも期待しています。

まだまだコンポストへの取り組みは始めたばかりです。果たしてうまくいくでしょうか…。
つむぎ 吉祥寺ルームでは、今後も試行錯誤を繰り返し本物の体験を積み重ねていくにはどうしたらよいのかをスタッフと共に考え、「生きる力」の源に繋げていける活動内容を展開してまいります。
文:発達支援つむぎ 吉祥寺ルームスタッフ
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