発達支援つむぎ 八山田「日課を通して生まれた子どもたちの変化」

発達支援つむぎ 八山田ルームでは、併設されている八山田どろんこ保育園と日課も遊びも一緒に混ざって行います。

日課の中には座禅を行う時間があり、正しい姿勢で大きく息を吸い落ち着く時間を設けています。（静の時間と動の時間を分ける）

初めのうちは遊びが切り上げられず日課に混ざることができなかったり、友達と座ってもふざけ始めてしまったりと、落ち着いて座禅をすることが難しい日々が続きました。

子どもたちの日々の状況に合わせながらタイミングを見て誘ってみたり、大人数ではなく少人数で座禅をしてみたり、模索しながら座禅の時間を積み上げていきました。経験を積み上げることで少しずつ子どもたちに変化がみられるようになりました。

「今日は、あっちで集まろうよ」

「座禅ってこうやるんだよ」

「○○くんやろう！」

など自分たちから集まろうとする姿、一緒にやろうと友達に教えようとする姿、自分から大人数の中に入っていきやろうとする姿などが見られるようになりました。

今日はできない。やりたくない。もちろん、そんな日もあります。でもその気持ちを受け止めつつ続けることで、子どもたちの変化をみることができました。来年度も様々な経験を積み上げ、その中での子どもたちの変化を見逃さず一人ひとりに合わせた丁寧な支援を心がけていきたいと思います。

文責：発達支援つむぎ 山田ルーム 職員

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