発達支援つむぎ 北朝霞「1年間を通した子どもの姿」

2024.03.25

#発達支援

2023年5月に開所をしてから10か月が経ちました。今年度はマンスリー支援、平日ビジター支援、土曜日ビジター支援活動の枠組みで支援を行ってきました。今回のブログでは、1年間の活動、子どもたちの姿を振り返りたいと思います。

食育について

併設しているメリー★ポピンズ 北朝霞ルームと一緒に毎月食育活動に取り組んでいます。

夏に行ったピザづくりでは保育者と一緒に包丁を使って食材を切るなど経験し、冬に行った味噌づくりでは、袋にゆでた大豆を入れて潰し、不思議な感触に初めは戸惑いながらも徐々に楽しくなってきている様子が見受けられました。

ポリ袋の上からピザ生地をこねる子どもたち

食育ひとつでも包丁を使って危険認知を学びながら食材の感触、匂いなど五感を使うことができます。「やわらかいね」、「どんな匂いがするかな?」など、子どもたちと会話することも大切にしています。

戸外活動について

戸外活動の醍醐味は全身を使った遊びができることです。乳児の子どもでも斜面やかいだんを果敢に上る姿がありました。つむぎ北朝霞ルームに園庭はないですがその分、近隣の朝霞どろんこ保育園や三原どろんこ保育園に行ったり、斜面や階段の上り下りが出来る公園を積極的に選んだりしながら粗大運動に取り組み、体の土台づくりを意識しています。

公園の階段を上る子どもたち

また、開所当初に比べると友達と手を繋ぎたい気持ちが高まったり、動物との関わりの中で水を上げたりご飯をあげながら生き物を大切にする気持ちが育っているように感じます。

子ども同士で手をつないで歩く子どもたち
ヤギと触れ合う子ども

一年間を振り返ると様々な経験を通して大人も子どもも成長できた一年となりました。

日々の生活の中で必要な生きる力を育てながら支援が出来るマンスリー支援の強みです。ビジター支援も同様に自園の子どもたちだけでなく法人内の他園の園児と関わり合いながらインクルーシブを意識した支援に取り組んできました。これからも子どもたちにとって必要な支援を日々考え、子どもたちに寄り添った関わりを大切にしていきます。

文:発達支援つむぎ 北朝霞ルームスタッフ

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