発達支援つむぎ つつじヶ丘「寒さに負けない体づくり」

こんにちは。発達支援つむぎ つつじヶ丘ルームです。寒さが本格的になってきましたが、子どもたちは今日も活発に遊んで過ごしています。

つむぎ つつじヶ丘ルームでは、週5日長時間お預かりで通っていただくマンスリー支援と、週1~2日短時間で通っていただくビジター支援を行っています。今回は、2つの支援の中で積極的に取り入れている「散歩」の活動についてご紹介します。

まずマンスリー支援では、毎朝9時から散歩に出発することを日課にしています。つむぎ つつじヶ丘ルームはつつじヶ丘どろんこ保育園との併設しているため、保育園の子どもたちとつむぎの子どもたちが一緒に生活し、活動を共にしています。毎日の散歩先は様々で、近い公園は片道5分の距離から、遠い公園だと片道1時間の距離を歩く日もあります。子どもたちは遠い公園先でも足を止めることなく、友だちとの会話を弾ませながら手を繋いで歩き切ることができます。つむぎに通う子の中には、友だちと手を繋ぐことに苦手さを感じている子もいるため、そういった場合にはスタッフと手を繋いでゆっくり歩くなど、子どもひとりひとりに合わせた支援をしています。散歩先の公園では、遊具で思い切り身体を動かしたり、どんぐりや葉などの自然物に触れてみたりと思い思いに遊ぶ姿が見られています。公園での遊びや友だちと歩く機会を通して、他者を意識しながら集団で行動したり、順番を待つことを覚えたりなど、散歩の活動だからこそできる様々な経験を得ることができます。

自然の中での散歩

次にビジターの活動では、1時間という限られた支援時間のため、比較的近い公園先を設定するようにしています。友だちと手を繋いで歩くことや、信号や標識などの交通ルールに気を付けながら歩くことを1つの目標とし、多くの時間を戸外で過ごします。散歩に行くことは、ただ歩いて公園に向かうことだけでなく、信号を見て「青になった」と子どもが色の変化に気付いたり、手を繋ぎたい友だちに対して「手を繋ごう」と声を掛けてみたり、様々な場面でコミュニケーションが生まれる活動だと感じています。また、通所当初は数歩しか歩くことができずスタッフに抱っこを求めていた子が、数ヵ月経った今では、ルームと公園の往復を自分の力で歩くことができるようになるなど、継続的な支援で着実に力が付いてきている姿も見られています。

手を繋いで歩く子どもたち

つむぎ つつじヶ丘ルームでは、寒い冬にこそ戸外に出て、思い切り身体を動かしながら遊び、強い体をつくることを目指しています。散歩活動は、友だちと遊ぶ楽しさを知ったり、四季折々の自然に触れたりと、実体験を通して様々な経験を積むことができる大きな機会ともなるため、今後も積極的に取り入れていこうと思っています。

文:発達支援つむぎ つつじヶ丘ルームスタッフ

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