発達支援つむぎ 北千住「秋の散歩～運動会に向けて～」

発達支援つむぎ　北千住ルームでは、併設する北千住どろんこ保育園の子どもたちと共に過ごす、マンスリー支援を行っています。

今回は散歩の様子をお伝えします。

どろんこ会では、9時に散歩に出発し、太陽が出ている時間は、目一杯屋外で活動します。 7月・8月の暑い季節は、プールを行っていたため、季節が変わり、9月になって久しぶりの散歩に向かう子どもたち。

道中では、「何して遊ぶ？」と子ども同士で相談しながら公園に向かいます。公園に到着すると、子どもから「リレーをしたい」とスタッフに伝える姿が見られました。子どもとスタッフが、「リレーをやろうよ」と全体に向けて発信すると、子どもたちが集まります。

大人は提案したり決めたりするのではなく、子どもたちが自分でやりたいと思えるように、話し合いを仲介します。

まずはチーム決めです。子ども同士で話し合い、適宜スタッフも話し合いに参加しながら、チームとルールを決めていきます。

さて、いよいよリレーが始まります。一生懸命に走る子どもたち。コースを走ると、次に待っていた友達とハイタッチをして交代します。友達が走っている間は「頑張れ」と応援する姿も見られました。アンカーの子どもが走り終わり、勝敗をスタッフが伝えると「やった」と喜び友達とハイタッチをする子どもや、負けてしまって「もう一回やりたい」と友達に交渉する子どももいます。

自分で納得できるまで、何度もリレーに挑戦する子どもたち。

リレーを通して、身体づくりはもちろん、順番を待つことや、友達を応援すること、ルールを守って遊ぶことで、協調性や社会性を養うことができます。また、普段の散歩先での遊びが、10月に開催する運動会につながります。子どもたちが普段の遊びの中で繰り返していることを、運動会で行います。子どもは保護者の方々に見ていただけることで、自信につながり、成功体験を積み上げることができます。

どろんこ会の運動会では、「イベントのために、練習してできるようになったこと」を発表するのではなく、「日々の保育、支援を積み重ねた成長」を感じていただけるような保育・支援をしていきます。

10月の運動会が楽しみですね。みなさんもぜひ、北千住どろんこ保育園、つむぎ北千住ルームに散歩の様子を見に遊びにいらしてくださいね。子どもたちと一緒にお待ちしています。

文：発達支援つむぎ 北千住ルームスタッフ

発達支援つむぎ 北千住ルーム施設情報を見る