発達支援つむぎ つつじヶ丘「いろんな『かたち』で遊んでみよう」

発達支援つむぎ つつじヶ丘ルーム・つつじヶ丘どろんこ保育園です。

寒さが身に染みる季節となりましたが、子どもたちは北風にも負けず、今日も元気に遊んでいます。

今回は、ある日の公園先でのエピソードをご紹介します。

戸外の遊びで子どもたちに大人気の鬼ごっこ。この日は、様々な「かたち」への関心が向けばと考えたスタッフが「かたちおに」を提案しました。地面に様々な「かたち」を描き、鬼が言った「かたち」に逃げなければつかまってしまいます。はじめは、◯△□のみでしたが、遊んでいるうちに子どもたちがハートを描いたり、小さな□、大きな△を描いたりと、逃げる「かたち」の場所が増えていき、盛り上がっていきました。

地面にさまざまな形を描く子どもたち

その横で砂遊びをしている子どもたちも、「かたちあそび」をしています。地面に線を引いて〇×ゲームが始まりました。同じかたちが3つ揃えば勝ちです。頭を使う勝負に白熱して、何組もの決戦が行われていました。ここでも、ハートやダイヤなど、自分たちの好きな「かたち」で勝負する子がいました。中には、線をどんどん広げていき、大きな枠の中に3つ揃えられるかな?とゲームを発展させるグループもありました。

スタッフは、きっかけとして「かたち」を使った遊びを提案しましたが、そこから子どもたちの自由な考えでどんどん遊びの幅が広がっていく場面でした。

身の回りには、数量や図形・文字や標識などに触れる機会がたくさんあります。例えば、散歩の道のりで見かける信号や「とまれ」の文字、子どもたちのロッカーに貼ってある名前シールなどもその一つです。

遊びの中で子どもたちが感じる「おもしろい」や「なぜ?」という気持ちが、様々な分野への興味・関心に繋がっていくと考えています。

子どもたちが、身近にある形や文字などに親しみを持ち、それらを楽しみながら生活に取り入れていけるよう、日々きっかけづくりに取り組んでいます。

地面に描かれたさまざまな形

これからも、子どもたちが多くのことを吸収しながら成長していく姿が楽しみです。

文:発達支援つむぎ つつじヶ丘ルーム 職員

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