発達支援つむぎ 前原「真似る」
こんにちは、発達支援つむぎ 前原ルームです。
今年は台風の接近が多く、不安定な天気が続きますが、今日もつむぎ 前原ルーム・前原どろんこ保育園からは元気いっぱいの楽しそうな声が聞こえてきます。
今回は、子どもたちの「真似る」という遊びについてご紹介します。
いつもは絵を描いている友達の手元を見るのが大好きなお子さまです。ある日、自分で棚にある紙と色鉛筆を机に準備して力いっぱい描き始めました。しかし、いつも見ている景色とは何かが違うのか、スタッフの手を取って色鉛筆を握らせ、(描いてほしい)とスタッフの手を紙の上へ持ってきました。

スタッフが色を塗り始めるとじーっと手元を見つめ、時折嬉しそうに体を震わせていました。しばらく「見る」遊びをしたら今度は自分でやってみる番です。

その子には太いクーピーの方が描きやすいと思ったスタッフはクーピーを渡しました。しかし、ちょっとだけ使うと年上の友達が使っていた色鉛筆に持ち替える姿がありました。
「私が見たい景色・やりたいこと」には、クーピーではなく色鉛筆が必要だったのかもしれません。そっくりそのまま道具を真似るのか、描いている絵を真似るのか、鉛筆の動きや振動を真似るのか、どういう遊びをしたいのか「真似る」という行動一つをとっても十人十色だと感じました。

こちらの友達は「真似る」の上級者たち。
小さな「真似る」をたくさん経験して、習い事の空手を始めた友達です。この日は園のみんなに日頃の成果を魅せる機会がありました。
二人の真剣な姿に0歳から6歳までの子どもたちはじっと食い入るように見つめていました。その後、みんなで空手の型を習います。空手の精神や歴史についても少しだけ知ることができ、子どもたちの目はキラキラと輝いて見えました。
憧れから「真似る」こともあり、真似ていたことがいつしか誰かにとっての憧れや興味の対象となり、「真似られる」に代わっていくのだと感じました。

異年齢で過ごすことで、「真似て」「真似られる」の機会に恵まれ、遊びながら育ち子どもたちが自分から「やってみたい」「知りたい」と思える主体性も育めるのだと実感した瞬間でした。
前原どろんこ保育園・つむぎ 前原ルームは併設施設として異年齢保育、インクルーシブ保育を実践しています。随時、見学やご相談を承っておりますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。
文:発達支援つむぎ 前原ルームスタッフ
発達支援つむぎ 前原ルーム施設情報を見る