発達支援つむぎ 武蔵野ルーム「収穫の秋」

2023.12.15

#発達支援

過ぎ行く秋を感じる季節になりました。発達支援つむぎ 武蔵野ルームではさつまいも堀りを行いました。

5月の初めに植えた苗はすくすくと育ち、半年ほど経った10月。ついに収獲の時期を迎えました。畑仕事で雑草抜き・水やりに行く度に「お芋、できたかな」と胸を弾ませ、一生懸命に育てたさつまいもです。土が見えなくなるほど伸びたツルを切り、「どこにあるかな」と探しながら傷つけないよう手で慎重に掘り進めていきます。

土を掘る子ども

土の中から紫色の頭が出てくると、「あった!」と嬉しそうな声が聞こえてきました。ひとりで掘りたい子、友だちと一緒に協力したい子、それぞれのスタイルで収穫していきます。手の汚れを気にすることなく、夢中になってたくさんの芋を掘ることができました。

掘り出したさつまいも

また、土の中にいたミミズや幼虫、トカゲを発見し、生き物と触れ合うこともできました。 採れた様々な形を見て、「これはくっついてる」「細くて長い」と違いに気づき、比べ合う姿も見られました。

土曜日のグループは、採ったさつまいもを使って芋ようかんを作りました。茹でたさつまいもを袋に入れて潰し、砂糖と溶いた寒天を混ぜ、冷蔵庫で冷やします。始めは固かった芋が綿棒や手で叩いてつぶしていくうちに滑らかになり「柔らかい、ふわふわしてきた」と、感触の変化に気づきます。砂糖を入れ混ぜる場面では、捏ねてみたり手で握ったりと混ざる方法を考え工夫をして作ります。

サツマイモを潰していく様子

冷やすこと30分、つるんとした芋ようかんが完成しました。

「おいしい!」「甘い」「いい匂い」など、それぞれに味や香りを堪能することができました。

芋ようかん

今後も畑仕事や調理活動を通して、野菜を育てる楽しさや収穫することの喜びと達成感を伝えます。そして食の循環を知り、素材のおいしさを子どもたちと共有してまいります。

文:発達支援つむぎ 武蔵野ルームスタッフ

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