発達支援つむぎ 新羽「はつか大根の収穫」

2022.03.02

#発達支援

あっという間に本年度も終わりが近づいてきました。少しずつ春の訪れを感じる季節となり、発達支援つむぎ 新羽ルームの子どもたちはより一層元気に遊びに取り組んでいます。

昨年11月に植えたはつか大根は冬の寒さの中、ゆっくりと成長し、先日収穫ができました。寒い時期に植えたため大根のサイズは小さいですが、子どもたちは喜んで収穫に取り組んでいました。

最初は、葉を持って引っ張るため、葉がちぎれてしまい、収穫できない子どもが多くみられました。しかし、友だちや大人が取り組む様子をじっと見ることで、真似をして葉を根元から持ち引っ張り、収穫することができました。自分の体を安定させながら手に力を入れて引っ張るといった体の使い方の練習や、他者の動きを観察して自分の体で真似をする練習につながっています。

葉っぱをちぎる様子

また、収穫したはつか大根を笑顔で大人へ見せに行く子や、「赤いね」「さくらんぼみたい」「長いよ」などいろいろな形のはつか大根から想像を広げて会話を楽しむ子など、様々な子どもの反応が見られました。「できた」という経験から喜びを周囲へ伝えたい気持ちが芽生え、それぞれの方法で周りに気持ちを伝えて共有することができました。

根元をもって収穫

収穫したはつか大根は各家庭で持ち帰っていただきました。野菜が苦手な子も「家で食べる?」と保護者に声をかけられると「うん」と笑顔で答えていました。自分で収穫したことで、はつか大根への興味が出てきていました。はつか大根を植えていたプランターには、早速、ブルーベリーの木とかぼちゃの種を新しく植えました。今後も子どもたちと一緒に成長を見守っていこうと思います。

プランターに水やりする子どもたち

文:発達支援つむぎ 新羽ルーム 職員

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