発達支援つむぎ 新羽「保護者支援~体験活動を通して~」

2026.03.06

#発達支援

発達支援つむぎ 新羽ルームは、子どもたちと保護者の方が一緒に参加する「体験学習」を実施しています。今回は近隣の公園内に借りている畑まで移動して野菜の収穫を行ない、土に触れ収穫の喜びを感じることや、火に関わり危険なものとの距離のとり方を学ぶこと、焚き火を使って育てた野菜を調理し美味しさや達成感を味わうことを親子で体験する活動を行いました。

親子で野菜を収穫する様子

畑までの片道20分の道のりを、子ども同士、あるいは親子で手を繋いで歩いて向かいました。その移動中、ある保護者の方が嬉しそうに「一緒に手を繋いで歩くことができたのは今日が初めてです」と話してくださいました。

子どもが急に走り出してしまったり座り込んでしまったりするために、外歩きに不安を感じている保護者の方は少なくありません。私たちは日々の戸外活動において、目的地に到着するまでの道のりで安全な歩き方やどんな危険があるかを学ぶことを心掛けています。また、散歩の行き先やそこでの遊びを楽しみに思う気持ちを大切にし、その期待感を子どもたちが他者と共有できるように働きかけています。その経験の積み重ねが、子どもたちの成長の一歩に繋がっています。今回いただいた一言は、「安全に一緒に歩く」という何気ない日常の動作が、実はとても大きな成長の証であることを私たちスタッフも改めて実感し、保護者の方と喜びを共有した瞬間でした。

包丁を使って野菜を切る子ども
作った味噌汁を食べる子どもたち

収穫した野菜を使って調理した味噌汁を試食している場面では、普段ご家庭ではあまり汁物を口にしない子がこの日は驚くほどよく食べていました。保護者の方からは「いつもは汁物はあまり飲まないのですが今日はすごくよく飲んでいます。野菜の収穫から調理まで自分たちで取り組んだからかもしれないですね。」と感想をいただきました。

偏食がある子どもの中には、何が入っているか分からなくて不安な気持ちがあったり、食への興味が薄かったりする場合があります。今回のように「自分で採って自分で作った」という体験は、食事に対する安心感や関心の高まりに繋がったのだと感じます。

つむぎ 新羽ルームでは、子どもたちが育っていく喜びを日々保護者の方々と共有していきたいと考えています。日常の生活の中では、どうしても「できないこと」に目が向いてしまい、不安や疲れを感じてしまうこともあるかもしれません。しかし、環境を整え適切にステップを踏むことで子どもたちは驚くような変化を見せてくれます。私たちはそのステップを見極め、子どもたちの成長を引き出し、そして子どもたちの強みを保護者の方と共有して共に成長の喜びを感じていくことを大切にしています。これからも、その子らしい姿や一歩進もうとしている変化を一つでも発見し、ご家族の笑顔を支える存在でありたいと思います。

文:発達支援つむぎ 新羽ルームスタッフ

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