発達支援つむぎ 武蔵野「新生活スタート」

2025.05.16

#発達支援

発達支援つむぎ 武蔵野ルームに通う子どもたちは、近隣にある武蔵野どろんこ保育園の子どもたちと混ざり合い一緒に生活するインクルーシブな環境で過ごしています。新年度がスタートし、一つ学年が上がった子どもたちはソワソワしながらも嬉しそうです。新しく通所し始めた子は、好奇心と不安感を抱えながらも集団生活に溶け込もうとしています。

どろんこ会グループでは「にんげん力」を育むことを大切にしており、6つの力を身につけることを目指しています。そのうちの一つとして「自分でできることを自分でする」というテーマがあります。

例えば、給食の配膳時は大人が盛り付けをせず、子ども自らが行います。子どもによっては手先が不器用でトングが上手に使えなかったり、味噌汁をこぼさずに運ぶということが難しかったりしますが、その都度保育者がサポートすることで自立心を養うよう支援しています。

ご飯を配膳する様子

初めて配膳に挑戦する子は「どのくらいの量なら自分は食べきれるだろうか」「この料理は苦手だから少なめにしておこうかな」など、考えて、調整して、操作して、とやることがたくさんあります。食べられる量の調整がうまくいかなかった場合は、その経験を次の日に活かします。給食場面一つにおいても、自立心、考える力、手先の操作性、数量の理解など様々な力を育むことができるのです。

野菜料理を配膳する様子
味噌汁のお椀を運ぶ様子

これからも子どもたちの将来を見据えた「生きる力」を身につけられるように、取り組んでまいります。

文:発達支援つむぎ 武蔵野ルームスタッフ

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