発達支援つむぎ 桶川「虫つかまえたよ」

2021.11.01

#発達支援

発達支援つむぎ 桶川ルームでは、週1回年長児のグループ指導を行っています。今回はそのグループで行う様々な活動の中で、虫取り散歩に行った様子をお伝えします。

事前に「来週は虫取りに行こうね」と子どもたちに伝えていたからか、当日は、虫取り網や虫かごを家から持参し、準備万端な様子で来所してきました。

桶川ルームから歩いて10分ほどにある「駅西口公園」に着くと、「あ、いた!」と早速虫をみつけて走りだす姿がみられました。

4月にグループで同じ公園に行ったときは、それぞれがやりたい遊具へ向かっていき、個々で遊んでいました。それが今では、一匹の虫をみんなで一緒になって追いかけ、捕まえる姿に変わり、成長を感じられた散歩になりました。

捕まえた虫を見せる子どもたち

散歩から帰ってきて、みんなが手洗いをしている間に、一人の子が「つかまえたやつ、しらべてみよう。」と虫の図鑑を持ってきて調べ始めました。

捕まえた虫を図鑑で調べる子どもたち

すると、その一人に自然と子どもたちが集まってきて、いつのまにか全員で一つの図鑑を囲んで眺めていました。

今回の活動の前に、「野菜とくだものを調べてみよう」と、お店で調べたり、図書館に図鑑を借りに行ったり、インターネットで調べることなどを経験していました。

いろいろな調べ方を経験したことがここで生きて、調べてみようという気持ちになったこと、そして普段はなかなか自分から他児に関わりにいくことが難しい子も、興味を持ち、自然と友だちの輪に入っていくことができていたことを嬉しく感じました。 また、これまで行ってきたすべての活動、経験がつながっているのだと改めて感じた瞬間でもありました。

これからも子どもたちから「これは何?」「なんでだろう?」とさまざまな問いが出てくると思います。その問いに対して寄り添いながら、たくさんの経験をできるように関わっていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 桶川ルーム職員

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