発達支援つむぎ 桶川ルーム「夏の戸外活動」

2023.08.07

#発達支援

発達支援つむぎ 桶川ルームでは、1年間を通して戸外活動を中心とした支援を提供しており、その月の大きなテーマに沿って子どもたちと一緒に活動を決めています。

7月のテーマは「水」です。

つむぎ 桶川ルームはテナントビルの4階にありますが、屋外に人工芝の園庭を完備しており、初めて見た方は驚かれることも多いです。のびのびと走り出せる広さの園庭では、子どもの表情もキラキラと輝きます。そんな園庭で7月の始めから今年もプールを開始しました。

つむぎ 桶川ルームの園庭

入るのを楽しみにウキウキして来所した子や、少し不安そうな顔の子など反応は様々ですが、まずは着替えからです。

一人ひとりに合わせて洋服の着脱や畳むことなど着替える場面も支援しています。着替えが終わると、準備体操です。スタッフの真似をしながら体を動かし、怪我をしないようにしっかり準備します。

緊張した面持ちで中に入ると少し肩があがっていましたが、顔は笑顔です。スタッフが表情を確認しながら、少しずつ水に慣らしていくと次第に顔も体も緩んでいきます。

「先生にお水かけてもいい?」

「僕もワニさんできるよ」

「お水に顔をつけられるよ」

プールの中では、自然と自分のことを言葉で、体で表現できる時間になります。

水かけ合戦や、フラフープくぐり、ボール的あて、色分け宝探しなど、ルールを付けた遊びを展開していきますが、グループによって楽しみ方や盛り上がる遊びが異なります。

プールの中に入るのが得意ではない子も、そんな時は無理をせずプールの外から参加します。タライで水遊びをしていましたが段々と皆へ関わりに行き、

「おみずいれて」

「いいよ~、どうぞ」

「お水はかけないでよ?」

といいつつ、水がかかると気持ちよさそうなお顔です。ボール的あてではプールの外から一緒に参加して楽しみました。一歩一歩楽しいから広がる姿が増えると嬉しいですね。

つむぎ 桶川ルームでは、子どもたちがそれぞれ心地よく過ごせるようスタッフは同じ場所・テーマで行える活動の提案をしています。8月のテーマは「水+α」です。さらに水を使い+αで片栗粉粘土や、寒天を使い感触遊びを行う予定です。

文:発達支援つむぎ 桶川ルームスタッフ

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