発達支援つむぎ つつじヶ丘「遊びを広げよう!」

発達支援つむぎ つつじヶ丘ルームは、つつじヶ丘どろんこ保育園に併設されており、つむぎマンスリーコース(日中長時間滞在するコース)の子どもたちも保育園児と一緒に生活をしています。

ある日の室内での様子です。K君は積み木を見つけて1人で積み上げていました。

積み木で遊ぶ様子

そこへY君がやってきて、一緒に積み上げ始めました。K君は黙ってその様子を見つめ、Y君が置くと、そのあとに置いてを繰り返し、交互に積み上げていきました。

二人で積み木を始める子どもたち

楽しそうに遊んでいる様子を見ていた、子どもたちが次々と集まってきて、遊びが広がっていきました。

普段は友達が多くなると、自分のペースで落ち着ける場所へ移動するK君ですが、自分で始めた遊びだったこともあり、そのまま遊び続け、友達と順番やルールを決めて遊ぶ姿が見られました。

積み木のまわりに集まってきた子どもたち

自分の思いを伝え、相手の考えも聞いて理解しようとすることは大人でも難しいことです。子どもたちが他児との関わりの中で、共通の目的に向かって一体となって取り組むことは、「協同性」を育み、みんなで取り組む充実感やものごとをやり遂げる力につながります。

子ども同士で話し合いをしたり、相談をしたりする経験を2~3人の小集団から、4~5人の中集団など複数のメンバーとも取り組めるようになると、お互いの思いや考えを発信・共有できる力にもつながります。

子ども同士のやりとりが生まれた際は、なるべく大人が介入しないようにしています。子ども同士で考え、話し合って目標が達成できるように見守ることも必要な支援であると考えています。今度はどんな遊びが子どもたちの中で生まれてくるのか、ワクワクしながら見守る中で、子どもたちの発想力にいつも驚かされています。

文:発達支援つむぎ つつじヶ丘ルーム職員

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