子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園「シイタケ作りに挑戦しよう」

子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園の放課後等デイサービスでは、田植えや畑仕事等を通して、種まきや間引き、収穫などを自分たちで行っています。今回は、新しい挑戦として、しいたけ作りに挑戦しました。

潰れているシイタケを取り除く様子

子どもたちの前にシイタケの原木を出すと、みんな目を輝かせ、興味津々で近づいてきます。潰れているシイタケを取り除く工程の際には、「とてもくさいよ!」「小さいキノコがいっぱいある!」と、シイタケを観察しながら五感で感じ取っている様子が見られました。

冷蔵庫の上で保管しているシイタケ

下準備が終わったら、シイタケを育てる場所を決めていきます。シイタケを育てるためには気温が高く、湿った場所であることが条件です。季節は冬なので、施設内に中々そのような場所はありません。その中で、子どもたちが思考したうえで考え付いたのはなんと冷蔵庫の上でした。

どうしたら上手く育つのかを自分たちで考え、協力しながら決断していく姿は、頼もしいものがありました。

シイタケを水洗いしている子ども

収穫した後は、丁寧にハサミで切り取ったシイタケを水洗いし、加熱をしていきます。4月から継続して畑での収穫物を調理してきたこともあり、子どもたちも慣れた様子で調理に参加していました。

役割分担も水洗い担当、味付け担当等、自分たちで考えながら決めており、主体的に行動する姿が見られるようになっています。さらに、出来上がったシイタケを食べる際は「先生たちにもあげよう!」と、一つひとつ小分けにし、職員に配る姿も見られ、活動を通して様々な感情が豊かに育まれていることが見えてきます。

調理したしいたけを小分けにする子ども

次年度以降も、自分たちで考えられる力を身に着けられるよう、様々な活動を提供していければと思います。

文:子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園スタッフ

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