子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園「冬の寒さを感じて」

子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園の2歳児は、異年齢との関わりの中で育ちあいを大切に育んでいけるように、3歳児から5歳児と同じ環境の中で共に生活しています。

大きな集団の中に自然と溶け込み、冬の寒さを肌で感じながら戸外活動を楽しみ、中でも畑での遊びが拡がってきています。

スタッフと相撲をとる子ども

秋に米を収穫した後の藁を活用し、畑に手作りの土俵が誕生しました。「見合って、見合って」と眉間にしわを寄せ、大人も子どもも体を張って真剣勝負。相撲大会が始まりました。

初めは職員の傍で、何が始まるのだろうと、お兄さんお姉さんの動きをじっと見つめる子もいれば、その場でしこを踏むポーズの真似をし「のこった、のこった」とみんなと一緒に手をたたいて応援する姿も見られ、一人一人参加の形に違いがあるけれどもその場の雰囲気を楽しんでいる様子が見られています。

そして、数日後には相撲をやってみたいと自分から土俵にあがり、大人と真剣勝負をしようとする逞しい姿もありました。熱戦が繰り広げられ、寒さを吹き飛ばすほど白熱しています。

みかんの入った足湯
みかんをむく子ども

思いっきり身体を使った後は、みかんを収穫して食べました。

皮は持ち帰り、園庭の足湯に入れて、いい香りが漂うみかん風呂の完成です。

最初は、湯に足を入れることを躊躇する子も大人が湯をかけながら足をもみほぐすと、自分から足を入れる姿が見られました。

初めての体験も、安心できる大人や遊び慣れた子どもがやっていると、「やってみようかな」と気持ちが動いていきます。秋から冬にかけて、季節を感じながら、色々な遊び・経験を通して、子どもたちの成長をぐんと感じる場面が増えてきました。

冬本番になっていきますが、戸外活動を中心に子どもたちの遊びの広がりや成長を楽しみにしています。

文:子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園スタッフ

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