発達支援つむぎ 八山田「桜満開」

2022.04.28

#発達支援

八山田どろんこ保育園・発達支援つむぎ 八山田ルームの目の前には、とても広い広場があります。子どもたちは毎日のようにこの広場で遊んだり、天気のよい日はお弁当を持っていったり、おやつを食べたりして過ごしています。4月に入りぐっと気温が上がったこともあり、広場にはタンポポ、オオイヌノフグリ、シロツメクサ、つくしなど、春の草木が生えてきて明るい雰囲気になりました。子どもたちも、大人が気づかないような小さな花を見つけては、嬉しそうに教えてくれます。

広場にはいくつか桜の木もあるのですが、毎日お散歩でそばを通るたびに「つぼみがあった!」「つぼみが膨らんできた!」「明日には咲くのかな?」など、ちょっとした変化を観察して、桜が咲くのを心待ちにしていました。

 

そして、いよいよこの時が来ました。満開の桜です。子どもたちは嬉しそうに桜の花びらをまじまじと観察したり、落ちた花びらを集めたりと、桜の木の周りには自然と子どもたちが集います。

桜の花びらを集める子どもたち
お弁当を食べる子どもたち

実はもう一つ、楽しみがありました。園庭をリニューアルしました。3月より少しずつ始まった工事。大きな機材が入ったり、次々に樹木が植えられる様子を見ながら「いつできるのかな」と毎日楽しみに見守っていました。

そしてついに、果物やお米等さまざまな自然の恵みを生み出す過程をたくさん経験できるような、また、泥だらけになりながら体を目一杯動かして遊べるような、素敵な園庭が完成しました。園庭にできた木の階段を触ったり、数を数えながら登ったり初めてのものに興味津々な子どもたち。

工事中の園庭

園庭にある桜の木も咲き、リニューアルした園庭で職員と共にお花見を楽しんでいます。子どもたちの様子を見ていると、自然の中では子どもたちは開放的な気分になり、発見したことを友達同士で伝えあう・友達と同じ動きをしてみる等自然と人との交流が盛んになると気づかされます。これからも、季節の変化を感じることやほんものの体験をすることを大切にしながら、子どもたちが主体的に遊び・学ぶよう支援していきたいと思います。

園庭の桜の木
桜の木を見つめる子ども

文:発達支援つむぎ 八山田ルーム職員

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