発達支援つむぎ 八山田 「一緒に過ごす中での心の動き」

2023.01.05

#発達支援

さくらさくらんぼリズムは 「ケガをしない強い体を育てる」 ための日課として毎日行っていることの一つです。音楽を聴いて音に合わせながら体を動かし、体を動かすことを楽しみながら体幹を鍛えています。

発達支援つむぎ 八山田ルームの子どもたちは八山田どろんこ保育園の子どもたちと一緒に取り組んでいるのですが、ある子は少し離れたところからリズム体操の様子を見ていたり、ある子は「遊びたい」「やらない」と職員に伝えたりと、リズム体操の参加に消極的な姿がありました。

私たち職員は、子どもたちそれぞれの気持ちや取り組みのペースを大切にしながら、自然と「やってみたい」 という気持ちが生じるのを待ったり、興味が持てるタイミングを探しながら、さくらさくらんぼリズム体操に誘ってきました。

遠くから様子を見ている子ども

10月には八山田どろんこ保育園の運動会が行われたのですが、その種目の中でさくらさくらんぼリズムも行います。 日課として毎日行っていたものでしたが、「運動会でお父さんお母さんにかっこよいところを見せるぞ」という意識をする子どもたちが増え、運動会当日に向かうにつれて、より活気あふれる雰囲気になりました。

友だちが生き生きと体操をする姿を見て、「やってみたい」 という気持ちに繋がったのか、以前は参加を嫌がっていた子も少しずつ近くで見るようになったり、友だちと一緒に動いてみたりと、その子のペースで徐々にリズム体操に参加をする姿が増えてきました。

体操に参加する様子
さくらさくらんぼリズムに参加する子どもたち
自分のペースで参加する子ども

ある子は、以前は集団で動く姿に圧倒されて泣いて場から離れていたのですが、最近は縁側から皆の様子を見る姿がみられるようになりました。ある子は、以前はリズム体操よりも玩具で遊ぶ方が楽しかったのですが、最近は年長の友だちが誘ってくれると嬉しそうな様子で一緒に取り組む姿が見られるようになりました。

併設園という環境の中で、大人との関わりだけでなく、同年齢の子どもたちの姿や関わりを大事に、それぞれの子どもの心の動きを大切にしていきたいです。

文責:発達支援つむぎ 八山田ルーム職員

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