発達支援つむぎ 八山田「カレー作り」

2023.11.02

#発達支援

保育園のみんなと育てたじゃがいもがたくさん収穫できました。収穫したじゃがいもをフライドポテトにしたい、じゃがいもをお家の人に売りたい、カレーにしたいなど子どもたちから様々な声が聞こえてきました。

今年最後のじゃがいもは残り3kgとなり、カレーにしてみんなで自分の給食を作ることが決まり、保育園の子どもたちと一緒にカレー作りをしました。

野菜の皮むきから始まり、包丁を使って野菜も切りました。友達の姿を見て、つむぎの子どもたちも「やりたい!」と言葉がでます。「順番にやろうね」と伝えると、並んで友達の切る姿ををじっと見つめる姿が見られ、自分の番をまだかまだかと待つ姿がありました。

スタッフと野菜を切る子ども

野菜を切り終わり鍋を準備すると、「大きい鍋だね!」と大きな鍋を見るだけでも大喜びしていました。熱くなった鍋に具材を入れていくと、「ジュー」と音がします。それまでニコニコしていた表情から真剣な表情に変わりました。言葉で伝えるだけでなく、経験する中で熱いから気をつけよう、鍋を触らないようにしようなど子どもたちが気づいた姿でした。

鍋で具材を炒める子どもたち

具材をすべて入れ終わり、カレーのルーを入れ混ぜていると、「いいにおいしてきた!」と鍋の周りには子どもたちが集まります。「できた?」「まだ?」と楽しみにしていました。

できあがったカレーを見て「おいしそう!」と喜び、自分で作ったカレーは格別で、「おいしい!」「おかわりある?」とたくさん食べる子どもたちでした。

カレーを食べる子ども

つむぎの子どもたちも一緒に作る経験をする中で、食べることだけを目的とするのではなく、作る過程に興味を持ち、包丁を使ってみたい、野菜のにおいはこんなにおいなんだ、カレーの中に何を入れているの?と色んなところに疑問をもったり、興味を持ったりする姿がありました。

様々な過程、経験をこれからも大事にしていき、子どもたちの気付きや、喜びを大事にしていきたいです。

文:発達支援つむぎ 八山田ルームスタッフ

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