発達支援つむぎ 横浜東口「いつもよりも遠くへ、長距離散歩に挑戦」

10月の異年齢活動は「食の秋!おにぎり作って、戸外で食べよう!」です。

まずは近くのお店へご飯を買いに行きます。子どもたちに店の前で事前に店員さんへの注文の仕方を伝えます。緊張した様子で「ごはん1つください。」と自分で注文し、お気に入りのお財布から丁寧にお金を出します。「買えたよ!」と目が輝き自分でできたという自信があふれているようでした。

おにぎりづくり

買ったご飯をそれぞれ持って、みんなで揃ったらおにぎり作りのスタートです。ラップの上にご飯をのせて包んで握ります。「ごはん、手にくっついちゃった。」「みてみて。お魚の形だよ」「おいしそうだね。」といろんなおにぎりが完成しました。すぐにでも食べたい気持ちを抑えておにぎりをリュックに入れ、出発です。いつも行っている公園よりも遠くへ、長距離の散歩に挑戦です。

手をつないで歩く子どもたち

いつも一緒に活動している友達とは違う年上の子、年下の子と手をつなぎます。年長のAちゃんは「みんないるかな」と確認しながら公園まで進みます。子どもたちは慣れない道で「まだかな?」「もうすこしだよ。がんばろう。」と声を掛け合っています。

おにぎりをほおばる子

公園に着いたら、おにぎりを食べます。頑張って歩いて、みんなで一緒に外で食べるおにぎりは一味違うようで、どの子も夢中で食べています。そんな中、友達から少し離れたところで食べようとしている子がいました。そっと見守っていると、Bくんが「一緒に食べようよ。」と声をかけました。お互い多くを語るわけではないですが、楽しそうです。

帰り道、公園の坂道で転んでしまったCくん。職員と手を繋いで帰ることを提案してみると、年下の「友達と手をつなぐ。」と立ち上がります。最後まで一緒に帰るという気持ちが伝わってくるようでした。

自分で作ったおにぎりや長距離を歩き切ったことの達成感、年下の子を思いやる気持ちや年上の子を真似して挑戦する姿。この経験を次の成長へとつないでいきたいです。

文責:つむぎ横浜東口ルーム職員

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