発達支援つむぎ 横浜東口「散歩は探検」

発達支援つむぎ 横浜東口ルームは園庭がないため活動は室内と思われがちですが、子どもたちと一緒に毎日、戸外へ出かけています。これは、子どもたちに五感で様々なことを感じてもらいたいからです。一歩外に出ればそこには、室内には無い風や川のにおい、電車や車の音、肌で感じる風や日差しなどがあります。

この日の散歩では、ルームを出てすぐの遊歩道に草花が生えているのを発見しました。寒かった冬が終わり、ようやく訪れた春。待ってましたと芽吹く草花を見て、子どもたちは「これなんの花が咲くのかな」「この葉っぱ変な形!」と興奮気味です。

草花に気づく子どもたち

気が付けば、ほんの数十メートルの距離を20分以上かけて歩いていました。目的地にたどり着くことはもちろん大切です。けれど、興味があるものや「これなんだろう?」と感じたときにじっくりと腰を据えて納得するまで観察したり、考えたりすることも大切だと思います。子どもたちにとっては、たった数十メートルの散歩も発見や驚きに満ちた探検なのです。

木の蕾を指さす子ども

今回の散歩で、視界に入っても気にすることなく通り過ぎてしまう風景の中にも小さな変化が日々あるということに、職員もあらためて気づかされました。日常の中にも変化や発見はたくさんある。これからも子どもたちと一緒に、わくわくする探索をしていきたいと思います。

文:発達支援つむぎ 横浜東口ルーム職員

発達支援つむぎ 横浜東口ルーム

神奈川県横浜市西区平沼1丁目38-2 咲久良ビル4F

電話:045-594-9322

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