発達支援つむぎ 横浜西口「第一回収穫祭~畑のじゃがいもを調理して食べてみよう~」

今年から発達支援つむぎ 横浜西口ルームでは、畑仕事を始めました。

この度畑で穫れた恵みを味わう第一回収穫祭を実施しました。

じゃがいもを収穫する子ども

横浜西口ルームでは『自分で決める』を大切に子どもたちと関わっています。

横浜西口ルームでは『自分で決める』を大切に子どもたちと関わっています。 収穫祭でも、じゃがいもを食べるか食べないかは自分で決めました。初めてのことに戸惑いがちなAさんは小声ながら「ぼく食べません」とはっきり主張していました(自立心/言葉による伝えあい)。

自分の思いを表明できたことにスタッフは喜びを感じながら、Aさんなりの参加を見守りました。

調理過程を楽しんでいたAさん、それでもその時点では「食べません」を貫いていました。

じゃがいものを入れた電子レンジをのぞき込む子ども

ところが、大好きな友だちが食べ始めた瞬間Aさんの視線は動きます(社会生活との関わり)。「食べてみる?」のスタッフからの言葉かけに「うん」と一口。

じゃがいもを食べる子ども

完食はしませんでしたが、一人の子の決断には仲間の力が働くことを目撃した瞬間でした。

これからも、子どもたち一人ひとりが『自分で決める』中で成長していけるよう、スタッフ一同関わっていきたいと思います。

※( )内は、厚生労働省の「保育所保育指針」に示されている「幼児期の終わりまでに育ってほしい10の姿」を表しています。

文:発達支援つむぎ 横浜西口ルーム職員

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