安心して挑戦できる場所へ——どろんこ会グループの新卒内定者研修2026

2026.04.16

#イベント

「現場で本当にやっていけるのだろうか」「失敗したらどうしよう」「困ったときに相談できる人はいるのだろうか」——社会人として働き始める大きな転機を前に、そうした思いを抱くことは決して珍しいことではありません。

内定者研修の様子
内定者研修に参加した皆さん

入職はゴールではなく、新しい仲間とともに歩み始めるスタートです。そのため、内定者の皆さんが安心して現場に入り自分らしさを発揮できるよう、どろんこ会グループ人事採用部では、入職前から入職2年後までを見通したフォローアップ体制を整えています。

その第一歩となるのが、毎年2月に実施している内定者研修です。入職前にどろんこ会グループの理念や考え方を学ぶとともに、同期との関係を築くことが大きな目的です。

国立オリンピック記念青少年総合センター外観
会場は内定式と同じ国立オリンピック記念青少年総合センター(東京都渋谷区)

全国から集まった約160名の仲間

内定者研修は2026年2月上旬、国立オリンピック記念青少年総合センターを会場に1泊2日の日程で行いました。今年はあいにくの空模様となりましたが、北海道から沖縄まで全国から約160名の新卒内定者が集まりました。

保育士や栄養士、発達支援に関わる専門士など職種はさまざま。しかし、一つの理念を共有する仲間です。

研修会場の様子
研修会場の様子

研修は座学の講義だけでなく、グループワークや発表を多く取り入れています。1グループ5〜7人程度、配属先の施設が近いメンバーで構成しています。その場限りのつながりではなく、入職後も自然と連絡を取り合える関係を築くためのこだわりです。

グループワークの様子。配属先エリアが近い者同士、会話も弾みます
グループワークの様子

横のつながりが今後の実践を支える力に

どろんこ会グループでは、こうした「横のつながり」が保育・支援の場において大きな力になると考えています。

日々の業務の中では、入職1年目ならではの疑問や不安を抱きやすいものです。どろんこ会グループには誰にでも相談しやすい対話文化が根付いていますが、それでも同期の存在が心の支えになることがあります。「こんなささいなこと」と思える疑問も、同期なら気軽に相談し合えるからです。

同期のツーショット
同期はささいなことを話し合える等身大の関係

横のつながりは実践面でも役立ちます。たとえば、行事の企画を考える際に他園の取り組みを聞き視野を広げたり、食育活動のアイデアを栄養士同士で相談したり——新潟県南魚沼市で実施する田植え研修など自主的な全社行事の場では、同期同士が声を掛け合いながら参加する姿も見られます。

研修で出会った仲間との関係が、時間を経て「実践を支えるネットワーク」として生き続けているのです。

2025年、新潟県南魚沼市にて稲刈り研修の様子

現場のリアルな声に触れる研修プログラム

研修の様子
内定者研修ではさまざまなプログラムを用意

今年の研修プログラムは、主に次のような内容でした。

  • どろんこ会グループの理念と方針
  • こども性暴力防止法について
  • 先輩スタッフによるパネルディスカッション
  • プロポーザル研修とエントリー
  • 施設長からのエール
  • 社会人・どろんこパーソンとしての心構え

多様なプログラムを通じて、現場のリアルな声に触れる機会を設けています。

たとえば、入職1年目と3年目の先輩スタッフによるパネルディスカッションでは、入職当初の戸惑いや失敗、そこからどのように学び成長してきたのかを率直に語ってもらいました。内定者の皆さんに「数年後の自分の姿を具体的に思い描くきっかけにしてほしい」との思いからです。

パネルディスカッションの様子
先輩スタッフによるパネルディスカッション

また、2026年末施行の「こども性暴力防止法」に関する研修も行いました。保育・支援に携わるプロとして、子どもの権利や安全を守るために必要な知識です。

どろんこ会グループでは20年以上前から乳幼児期の性教育に取り組んできました。こうした視点を入職前から共有することで、子ども一人ひとりの尊厳を大切にする保育・支援の基盤を共につくっていきたいと考えています。

自ら考え提案する初めての「年間計画プロポーザル制度」

どろんこ会グループの特徴の一つである「年間計画プロポーザル制度」についても理解を深めます。

これは、全スタッフ一人ひとりが「子どもにとって真に必要な経験」は何かを考え、提案し、実行する仕組みです。地域の環境なども踏まえ、行事や活動計画として発表します。

研修では、配属先の地域環境を調べながら行事のアイデアを出し合うグループワークを行いました。完成度の高い企画を求めるものではなく、自ら考え、仲間と意見を交わしながら形にしていく経験そのものを大切にしています。

グループワークの様子
提案内容を考え、1人一台の社用携帯からエントリー

研修の終盤では、全国約200の施設を代表して施設長から次のような言葉が贈られました。

「誰でも失敗していい。つまずくことは悪いことではありません。失敗を重ねながら少しずつ成長していけばよいのです」

——内定者の皆さんの表情が少し和らいだのが印象的でした。

研修後のアンケートには次のような声が寄せられました。

  • 先輩の話を聞いてまだまだ失敗することもあるとおっしゃっていて失敗を恐れずに何事も挑戦して成長していきたいと思いました。
  • どのような保育をしたいかグループワークをした際は自分には思いつかない面白いアイディアを沢山聞くことができ、私自身ももっとよいアイディアを考えられるようになりたいと思いました。
  • 性について考えるきっかけになった。また、どろんこがかかげる理念についてしっかり理解することによって、4月から働くうえで職員全員が同じ目標、考えを持って働けるのだと思った。
  • 先輩職員や施設長の方々だけでなく、人事採用部の方々もとても温かく、丁寧にご対応していただき、改めてどろんこ会に入社して良かったと感じました。
アンケート回答より抜粋

入職後も続くフォローアップ体制

どろんこ会グループのフォローアップ研修は、この後も続きます。

3月にはオンライン研修を実施し、「半年後の自分への手紙」プログラムを実施しました。これは、どのような思いを持って入職したのか、なりたい保育・支援者像や挑戦したいことを言葉にして手紙にしたため、封筒に入れて保管するものです。

手紙は入職から半年後の研修で開封されます。働き始めてからの経験を振り返りながら、入職前の思いと向き合う機会としています。

そのほかにも入職1カ月後のフォローアンケートや懇親会、1年目・2年目の定期研修などを実施。入職前から約3年間を一つのストーリーとして設計し、スタッフが安心して自分の力を発揮できるよう、現場と採用部の二人三脚で皆さんの実践を支えていきます。

人事採用部メンバー
人事採用部の大塚さん

採用は単に人を迎えることではありません。志を共にする仲間として出会い、同じ時間を重ねていく関係づくりの始まりです。

社会人という新たな航海に出るとき、内定者の皆さんの不安や緊張を少しでも軽くし、気持ちよく船に乗り込んでいただくために。そして、数年後には自分の力で自信を持って進んでいけるようになるまで、私たちは並走し続けます。

一人ひとりの「どろんこパーソン」としての歩みが、ここから始まります。

グループワークメンバーの集合写真
グループワークのメンバーは入職後も続く心強い仲間

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