子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園「ちょっとずつ、拡がる遊び~安心できる大人と子ども同士の関わりから見える子どもの新しい世界~」

4月、新年度がスタートしました。

子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園も新入園児を迎えました。その中でも2歳児グループの子どもたちは、保護者と離れて、初めてのつむぎの環境全てにドキドキし不安いっぱいの様子で登園してきます。

水で床に絵を描く保育者と子ども

目に涙をためながら抱っこを求める姿から、3~5歳児の友だちが遊んでいる様子に意識が向いていくと、ちょっとずつ変化が見られるようになってきました。

まずは、見ているだけで十分。心は動き、遊びに参加しています。

そして、好きな歌が見つかって、表情がパッと変わる瞬間を見逃さず、大人と一緒に「楽しい」を味わっていきました。

レゴで遊ぶ子どもたち

5歳児がレゴを坂道から滑らせて遊んでいる様子を見て、大人から離れて遊び始めました。

安心感と楽しい遊びがプラスされると、「すべり、すべり」と繰り返し、言葉の拡がりもみられました。

また、クルクル回す遊びが好きな子は玩具の皿を回し、周りの子どもたちも玩具の野菜を回し始め、「こまみたい」と遊びが盛り上がり、同じ遊びと場の共有ができる時間も増えてきました。

異年齢が同じ空間で過ごす中で、遊びやスピード感も大きく違い、まだまだ不安に感じる時もありますが、ちょっとずつ、ちょっとずつ好きな遊びを見つけて、安心できる大人や友だちと一緒に遊ぶ楽しさや心地よさを積み重ねていきます。

文:子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園スタッフ

子ども発達支援センターつむぎ 浦和美園施設情報を見る

関連する記事

最新のどろんこアクション記事

どろんこ会からのお知らせを見る

お知らせ一覧へ
PAGE TOPtop